「金運を上げたいけれど、玄関に何を置けばいいの?」「うちの玄関は北向きだけど、どんなアイテムが合うの?」——風水で玄関に置くといいものを調べていると、上げたい運気や玄関の方角によって、おすすめのアイテムが違うことに気づくのではないでしょうか。
風水では、玄関はよい気が入ってくる「運気の入り口」とされ、置くものによって呼び込む運気が変わるといわれています。この記事では、金運・健康運・仕事運・人間関係運・家庭運といった運気別のアイテムと、玄関の方角別のおすすめを中心にまとめました。
あわせて、アイテムの置き方のコツや、運気が続く玄関を家族で保つためのポイントもお伝えします。風水を「暮らしを整えるヒント」として、楽しみながら取り入れてみてください。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| 金運を上げたいときは何を置く? | 黄色の小物や招き猫などがよいとされる | 風水では、黄色や金色は金運に関わる色とされ、黄色の玄関マットや小物、招き猫などの縁起物を置くと、お金の巡りがよくなるといわれています。 |
| 玄関の方角で置くものは変わる? | 方角ごとに相性のよい色やアイテムがあるとされる | 北なら暖色系、東なら赤や木製のアイテム、西なら黄色など、玄関の方角によって相性がよいとされる色やアイテムが異なるといわれています。 |
| 置くときのポイントは? | 清潔で明るい玄関に、1〜2点だけ厳選して | たくさん置くよりも、清潔に整えた玄関に、目的に合ったアイテムを1〜2点だけ置くのがよいとされています。こまめな手入れも欠かせません。 |
この記事でわかること
- 風水で玄関が大切とされる理由と、アイテムを置く前の基本
- 金運・健康運・仕事運・人間関係運・家庭運など、運気別に置くといいとされるもの
- 北・東・南・西など、玄関の方角別に相性がよいとされる色とアイテム
- 運気アップアイテムの置き方のコツと、安全への配慮
- 運気が続く玄関を家族で保つためのポイント
風水で玄関が大切とされる理由と、置く前の基本
まずは、風水で玄関がどのような場所とされているのか、アイテムを置く前に押さえておきたい基本を確認しましょう。
玄関は「運気の入り口」とされる
風水では、玄関は外からよい気が入ってくる入り口と考えられています。玄関から入った気が家の中を巡ることで、住む人の運気に影響するとされているのです。
そのため、玄関に何を置くか、どのように整えるかが、家全体の運気を左右すると考えられています。なお、風水は科学的に証明されたものではありませんが、心地よい空間をつくるための考え方の一つとして取り入れると、暮らしを見直すきっかけになります。
アイテムを置く前に大切な3つのこと
どんなアイテムを置くかよりも先に、風水で大切とされているのが、次の3つです。
- 清潔であること:たたきや靴箱の上にほこりや砂がたまっていない
- 明るいこと:照明や自然光で、玄関全体が明るく保たれている
- スペースがあること:靴やモノが散らかっておらず、気が通りやすい
散らかった玄関に運気アップのアイテムを置いても、効果は期待できないとされています。まずは玄関を整えたうえで、目的に合ったアイテムを選びましょう。整えるだけでも気持ちは明るくなります。
【運気別】玄関に置くと運気が上がるとされるもの
ここからは、上げたい運気別に、玄関に置くといいとされるアイテムを紹介します。今の自分や家族が大切にしたい運気を一つ選んで、取り入れてみましょう。
金運を上げたいとき
風水では、黄色や金色は金運に関わる色とされています。黄色の玄関マットや、黄色い花、金色の小物などを取り入れると、お金の巡りがよくなるといわれています。
招き猫も、金運や商売繁盛を招く縁起物として知られています。また、玄関を入って左側に鏡を置くと金運によいとされることもあります(流派によって考え方が異なる場合があります)。財布や鍵を置くトレーを黄色や金色のものにするのも、手軽な取り入れ方です。
健康運を上げたいとき
健康運には、生き生きとした観葉植物がよいとされています。植物の生命力が、家族に元気なエネルギーをもたらすと考えられているためです。
また、明るい照明と、清潔な玄関マットも健康運を支えるとされています。外から持ち込んだ悪い気をマットで落とし、明るい玄関でよい気を迎えるイメージです。玄関マットは天然素材のものがよいとされることもあります。
仕事運を上げたいとき
仕事運には、玄関を入って右側に置いた鏡がよいとされることがあります。出かける前に身だしなみを整えられるので、実用的にも役立ちます。
また、靴をきちんとそろえ、靴箱を整えておくことも、仕事運を支えるといわれています。毎朝気持ちよく出かけられる玄関は、仕事へのやる気にもつながるでしょう。通勤用のバッグを置く定位置を決めておくと、朝の準備もスムーズです。
人間関係運・恋愛運を上げたいとき
人間関係や恋愛の運には、季節の生花や、やわらかな色合いの小物がよいとされています。ピンクやオレンジなど、温かみのある色を取り入れるのもおすすめといわれています。
ほのかに香るディフューザーなど、心地よい香りもよい縁を呼び込むとされています。帰ってきたときにほっとできる香りは、家族の気持ちもやわらげてくれます。香りが強すぎると来客が気になることもあるため、ほのかに香る程度がおすすめです。
家庭運を上げたいとき
家庭運には、季節の飾りや、家族みんなが楽しめる明るい雰囲気づくりがよいとされています。家族の靴がきちんとそろっていることも大切です。お正月やひな祭りなど、季節の行事に合わせた飾りを玄関に置くと、家族の会話のきっかけにもなります。
季節が過ぎた飾りは早めに片づけ、次の季節のものと入れ替えることも大切だとされています。子どもと一緒に飾りを選んだり、手づくりの飾りを置いたりするのも、家族の時間を楽しむきっかけになります。
子どもの勉強運・学業運を上げたいとき
子どもの勉強運には、青や水色の小物、ふくろうの置物などがよいとされています。青は集中力を高める色、ふくろうは知恵の象徴とされることがあるためです。
あわせて、子どものランドセルや通学用品の定位置を玄関近くに決めておくと、忘れ物が減り、毎朝気持ちよく登校できるようになります。前日の夜に、子ども自身で翌日の準備をする習慣をつけるのもおすすめです。
厄除け・魔除けをしたいとき
悪い気が家に入るのを防ぎたいときは、盛り塩や、八角形のモチーフ、だるまなどがよいとされています。盛り塩は空間を清め、八角形は悪い気を跳ね返すと考えられています。
盛り塩は湿気を吸って固まるため、定期的に新しいものと交換しましょう。だるまなどの縁起物は、ほこりをかぶらないようこまめに手入れすることが大切です。
【方角別】玄関に置くといいとされる色とアイテム
風水では、玄関の方角によって、相性のよい色やアイテムが異なるとされています。家の中心から見て、玄関がどの方角にあるかを確認してみましょう。
ここで紹介する内容は、一般的にいわれている考え方の一例です。方角は間取りで決まっていて変えられないため、気にしすぎず、取り入れやすいものから楽しむのがおすすめです。
玄関の方角の調べ方
風水でいう玄関の方角は、一般的に家の中心から見て、玄関がどの方角にあるかで考えます。家の間取り図を用意し、おおよその中心に印をつけて、方位磁石やスマートフォンのコンパスアプリで方角を確かめてみましょう。
マンションなどで判断が難しい場合は、あまり厳密に考えすぎず、おおよその方角を目安にしてかまいません。方角よりも、清潔で明るい玄関を保つことのほうがずっと大切です。
北の玄関
北は冷えやすく、暗くなりやすい方角とされています。オレンジやピンク、ベージュなどの暖色系の小物や、明るい照明で、温かみを足すとよいといわれています。湿気がこもりやすい場合は、換気や除湿も意識しましょう。
北東の玄関
北東は「鬼門」と呼ばれ、特に清潔さが大切とされる方角です。白い小物や盛り塩を取り入れ、こまめに掃除をして清らかな状態を保つとよいとされています。モノを置きすぎず、すっきりさせておくことがポイントです。
東の玄関
東は朝日が昇る方角で、発展や成長の運気に関わるとされています。赤や青、木製のアイテム、観葉植物などがよいといわれています。音の出るドアベルも相性がよいとされています。朝の光を取り入れ、明るい玄関を保ちましょう。
南東の玄関
南東はよい縁や人とのつながりに関わる方角とされています。オレンジやグリーンの小物、季節の生花、よい香りのアイテムがおすすめとされています。風通しをよくすることも大切とされています。
南の玄関
南は日当たりがよく、「火」の気が強いとされる方角です。グリーンの観葉植物や、白い小物で気を落ち着けるとよいといわれています。日差しが強い場合は、鏡やガラスの置物の位置に注意しましょう。日光が集まって思わぬ火災につながることもあるためです。
南西の玄関
南西は家庭や安定に関わる方角とされています。ベージュや茶色など落ち着いた色や、陶器の置物などの「土」を感じるアイテムがよいとされています。家族の靴をきちんとそろえておくことも、家庭運を支えるといわれています。
西の玄関
西は金運に関わる方角として知られています。黄色の玄関マットや小物を取り入れるとよいとされています。西日が強い場合は、カーテンやブラインドで日差しをやわらげましょう。西日で玄関マットや小物が色あせやすいため、ときどき状態を確認することも大切です。
北西の玄関
北西は仕事運や家の主人の運気に関わる方角とされています。白やベージュ、上質で落ち着いたデザインのアイテムがよいといわれています。数は少なくても、質のよいものを選ぶのがポイントとされています。
運気アップアイテムの置き方のコツ
せっかくのアイテムも、置き方次第で印象が大きく変わります。風水でも暮らしやすさの面でも大切な、置き方のコツを紹介します。
あれもこれもと置きすぎない
「金運も健康運も上げたい」とたくさんのアイテムを並べると、玄関がごちゃごちゃして、かえって気の流れを妨げるとされています。
靴箱の上に飾るものは1〜2点にしぼり、何も置かない空間を残すのがポイントです。上げたい運気を一つ決め、それに合ったアイテムを選ぶと迷いません。統一感のある飾り方のコツは、「部屋をおしゃれに片づけるコツ|スッキリ見える収納術と統一感のある空間づくり」で紹介しています。
鏡は玄関ドアの正面に置かない
風水では、玄関ドアの真正面に鏡を置くと、入ってきたよい気を跳ね返してしまうとされています。鏡を置くなら、左右どちらかの壁に設置しましょう。鏡はいつもきれいに磨いておくことも大切とされています。
植物や生花はこまめに手入れする
観葉植物や生花は、枯れたり、しおれたりしたまま置いておくと、かえって運気を下げるとされています。水やりや水の交換をこまめに行い、元気な状態を保ちましょう。
日当たりの悪い玄関では、日陰に強い種類の植物を選ぶと育てやすくなります。手入れが難しい場合は、小さな鉢から始めてみましょう。
盛り塩は小皿に盛り、定期的に交換する
盛り塩を置く場合は、白い小皿に円すい形や八角すい形に盛り、玄関の内側の両脇や、靴箱の上に置くのが一般的とされています。
湿気を吸って固まったり、汚れたりしたら交換しましょう。小さな子どもやペットがいる家庭では、口に入れたりこぼしたりしない場所を選ぶことも大切です。交換した塩は、ゴミとして処分するのが一般的です。
玄関の外側も整える
風水では、玄関ドアや表札、ポーチなど外側の状態も運気に関わるとされています。ドアの取っ手や表札の汚れを拭き、外に置いた植木鉢やほうきなども整えておきましょう。外から見た玄関の印象がよくなると、来客にも好印象を与えます。
置いたものはほこりを払う
置物や鏡、玄関マットなどは、ほこりや汚れがたまらないよう、定期的に手入れしましょう。きれいに保たれたアイテムこそ、よい気を呼び込むとされています。手入れのしやすさを考えて、置くものを選ぶのもポイントです。
明るく、安全な玄関にすることも大切
風水で大切とされる「明るさ」と「スペース」は、家族の安全を守ることにもつながります。
消費者庁の注意喚起では、階段や玄関など段差のあるところには手すりや滑り止めを設置すること、足元を照らすランプを設置する方法もあること、床にはなるべく物を置かないなど整理整頓して生活の場を整えることが、転倒事故を防ぐポイントとして紹介されています。
運気アップのために明るい照明を取り入れたり、モノを減らしてスペースを確保したりすることは、風水の考え方と安全の両方にかなう工夫です。それは、小さな子どもや高齢の家族が安心して出入りできる玄関づくりにもつながります。人感センサー付きのライトなども活用してみましょう。両手に荷物を持って帰宅したときにも、自動で足元が明るくなるので便利です。
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運気を下げるとされる玄関の状態
アイテムを置く前に、運気を下げるとされる状態になっていないか確認しておきましょう。
- たたきに家族の靴が何足も出しっぱなしになっている
- 照明が暗い、電球が切れたままになっている
- 砂やほこりがたまり、玄関マットが汚れている
- 濡れた傘や、ゴミ・段ボールが置かれている
- 枯れた植物や、壊れた置物がそのままになっている
これらは、風水だけでなく、暮らしやすさや清潔さの面でも見直したいポイントです。一つでも当てはまるものがあれば、まずはそこから整えてみましょう。運気アップのアイテムを買い足すよりも、まずは今ある状態を整えることが近道とされています。
玄関に置かないほうがいいとされるもの
風水では、次のようなものも玄関には置かないほうがよいとされています。
- ドライフラワーや造花(生きたエネルギーを持たないとされるため)
- とげのある植物(よい気を跳ね返すとされるため)
- 人形やぬいぐるみ(よい気を吸い取るとされるため)
- 家族写真(リビングなど家族が集まる場所に飾るのがよいとされるため)
ただし、思い入れのあるものを無理に手放す必要はありません。家族が心地よいと感じることを大切に、置き場所を工夫してみましょう。風水はあくまで目安の一つとして取り入れることが大切です。
運気が続く玄関を家族で保つコツ
運気アップのアイテムを置いたら、その効果を保つために、家族みんなで整った玄関を保つ習慣をつくりましょう。
たたきの靴は1人1足まで
たたきに出しておく靴は1人1足までと決め、それ以外は靴箱にしまう習慣をつけましょう。靴の量そのものを見直し、履かなくなった靴を手放すことも大切です。脱いだ靴はつま先を外に向けてそろえておくと、出かけるときにもさっと履けます。
モノを増やしすぎない暮らし方は、「ミニマリストに学ぶ片づけ術|物を減らすコツと散らからない暮らしの始め方」も参考にしてください。
靴箱や小物の定位置を決める
靴箱は家族ごとにスペースを分け、鍵や印鑑などの小物にも定位置を決めておくと、玄関が散らかりにくくなります。季節外の靴は別の場所に移すと、靴箱にもゆとりが生まれます。
整理と収納の正しい順番は、「片づけと収納の基本|整理→収納→片づけの正しい順番とコツをプロが解説」で、靴箱など棚を使いやすく整えるコツは、「棚の片づけ方と収納のコツ|スッキリ整う手順と散らからない仕組みづくり」で紹介しています。
子どもも自分で整えられるようにする
子どもの靴や外遊びグッズは、子どもの手が届く高さに定位置をつくると、自分で片づけられるようになります。「靴をそろえる」「帰ったら外遊びグッズをかごに戻す」など、簡単なルールから始めましょう。できたときに「玄関がきれいだと気持ちいいね」と声をかけると、子どもも楽しく続けられます。
子どもの片づけ習慣の身につけ方は、「子どもの片づけ習慣の身につけ方|親もイライラしない整理方法と声かけ」で紹介しています。
週に一度、たたきを掃除する
玄関のたたきは、外から持ち込まれた砂やほこりがたまりやすい場所です。週に一度、ほうきで掃いたり、水拭きしたりする習慣をつけましょう。
風水では、たたきを水拭きすると悪い気を落とせるともいわれています。家族で掃除の当番を決めるのもおすすめです。たたきに靴が出ていなければ、掃除はあっという間に終わります。
楽しみながら整える
季節ごとに飾りを入れ替えたり、上げたい運気に合わせて小物を選んだりと、風水を楽しみながら玄関を整えると、片づけも前向きな気持ちで続けられます。家族で「今年はどの運気を上げたい?」と話し合ってみるのも楽しいでしょう。
片づけが楽しくなるアイデアは、「片づけが楽しくなるコツと考え方|苦手な人でもワクワクできる仕組みづくり」で、片づけと運気の関係は、「片づけで運気が上がるのは本当?場所別の効果と今すぐできる開運片づけ術」で紹介しています。
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まとめ
風水では、玄関はよい気が入ってくる「運気の入り口」とされ、上げたい運気によって置くといいアイテムが異なるといわれています。金運なら黄色の小物や招き猫、健康運なら観葉植物と明るい照明、仕事運なら右側の鏡、人間関係運なら季節の生花やよい香り、家庭運なら季節の飾り、厄除けなら盛り塩や八角形のモチーフがよいとされています。
また、玄関の方角によっても、相性のよい色やアイテムが違うとされています。ただし、方角は変えられないものなので、気にしすぎず、取り入れやすいものから楽しみましょう。アイテムは1〜2点にしぼり、鏡の位置や植物の手入れにも気を配ることが大切です。
そして何より大切なのは、清潔で明るく、スペースのある玄関を保つことです。たたきの靴を1人1足までにし、定位置を決めて、家族みんなで整った玄関を保ちましょう。毎日気持ちよく出かけ、帰ってこられる玄関が、家族によい運気を運んでくれるはずです。
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