家事代行サービスを利用するときに心配なのが、「家事代行にまつわるトラブル」です。
- 「どんなトラブルが多いの?」
- 「未然に防ぐ方法は?」
- 「トラブル数は業者で決まる?」
など、さまざまな不安をお持ちの方がいらっしゃいますよね。
そこで今回は、家事代行の5大トラブルや、危険を回避する方法・業者選びのコツなどを詳しく紹介します!
トラブルに巻き込まれた時の対処法や、家事を効率化させる方法も紹介していますので、最後まで読んでみてくださいね!
目次
家事代行の5大トラブルを口コミ・評判から紹介
この章では、実際に家事代行を利用した方が遭遇したトラブルについて、口コミ・評判を交えて紹介していきます!
- 作業内容でのトラブル
- スタッフとのトラブル
- 料金トラブル
- 物損トラブル
- 紛失・盗難トラブル
①作業内容でのトラブル
家事代行トラブルで一番多かったのが、作業内容に関するトラブルでした!
作業の質に満足できない
料理がおいしくない
日経xwomanのアンケート結果でも、不満第2位に「スタッフが依頼内容を十分にこなしてくれない」(55.4%)がランクイン!
上記で紹介した口コミ・評判以外でも、
など、さまざまなケースが見られました。
掃除では、利用者とスタッフの「キレイ」に対する感覚のズレが、おもなトラブルの原因です。
お料理では、「味が好みと違う」というトラブルが見られました。
特に、好みに厳しい・好き嫌いが激しい家庭は、不満に感じることも多いようです。
整理収納では、利用者の要望を確認しないで物の位置を変えられる、というようなトラブルが目立ちます。
②スタッフとのトラブル
スタッフに関するトラブルは、作業内容の次に多いトラブルといえます。
コミュニケーションが面倒くさい
スタッフと性格が合わない
個人差が大きい
そのほか、スタッフとのトラブルでは
などの口コミが見られました。
家事代行スタッフも人間のため、個人差や相性があるのは仕方ありません。
しかし、利用者が不快に感じる作業態度・身なりは、許せないトラブルの1つといえます。
③料金トラブル
料金トラブルも、家事代行サービスでよく見られるケースの1つです。
汚れ具合で追加料金が発生
料金に関するトラブルではほかにも、
などの口コミがありました。
多くの代行業者は、利用者の家を訪問した後に見積書を出します。
この時、家の汚れ具合・広さ・所要時間・要望などをチェックして、利用者に最適なプランを紹介します(業者のシステムによりさまざま)。
そのため、自分が想定した金額よりも、見積金額が高くなることは、わりとよくあるトラブルです。
そのほか、ホームページを少し見ただけでは費用総額がわかりにくいこともトラブルの一因といえます。
④物損トラブル
家事代行サービス中の物損も、起こりうるトラブルの1つです。
家事代行中に物が壊れた
物損トラブルでは、
などの口コミが多く見られました。
また、不慮の事故で、人やペットがケガをする場合もあります。
プロの家事代行であっても、慣れない場所ではミスをすることも十分ありえることは、利用者側も理解しておきましょう。
⑤紛失・盗難トラブル
意外にも、家事代行サービス中に紛失・盗難トラブルが起こるケースもあります。
現金を盗まれた
紛失・盗難トラブルでは、ほかにも
などの口コミが見られました。
盗難トラブルで一番やっかいなのが、「帰宅後に貴重品がなくなっていても、盗難の証拠がない」というケースです。
他人を家に入れるため、自分が把握していない紛失・盗難が起こる可能性は十分にあります。
家事代行トラブル・危険を未然に防ぐ6つの方法
家事代行サービストラブル・危険を、未然に防ぐ方法を紹介します!
- 「危険は事前に回避したい!」
- 「自分でできトラブル対策は?」
と悩む方は、以下の6つの対策を検討してみてください!
- 契約内容・料金を確認する
- 依頼内容を打ち合わせる
- 貴重品を管理する
- 作業を記録する
- 単発で利用する
- 家事力を高める
①契約内容・料金を確認する
こちらは、料金トラブルに対する危険回避方法です。
家事代行業者のホームページでは、
という問題が起こりがちです。
料金トラブルを防ぐためには、次の点を重点的にチェックしましょう!
- 基本料金
- 追加料金
- 作業内容の詳細
- キャンセル料
- 損害賠償保険の有無
- 見積書/契約書をチェック
まずは基本料金が「1時間分の料金」か「1回分の料金」かをしっかり確認しましょう。
「1時間分の料金」の場合は、基本料金×作業時間=1回分の料金となります。
そのほか、基本料金では、
- 消費税
- 交通費
- 最低依頼時間
も忘れずにチェックしましょう。
次に、追加料金項目です。
- 延長料金
- スタッフ指名料
- 鍵の預かり代
- 買い物代行料金
- 早朝/深夜・土日割増
- エリア外割増
- 登録料・管理費
などで追加料金がかかる場合があります。
このように、①~⑤の項目をチェックしていくと、家事代行業者を比較しやすくなります。
ただし、一番大事なのは最終的に出た見積書・契約書を隅々まで確認することです。
ホームページでは見落とした条件があるかもしれないので、見積書・契約書は何度も入念にチェックするようにしましょう!
②依頼内容を打ち合わせる
こちらはおもに、作業内容やスタッフとのトラブルに対する危険回避方法です。
これらのトラブルが起こるおもな原因は、利用者・スタッフ間のコミュニケーション不足だと言われています。
そのため、作業開始までに依頼内容を具体的に打ち合わせることが大切です。
たとえば、掃除代行の場合では、
- 掃除場所
- 清掃方法(水拭き・から拭きなど)
- 希望する完了状態
- 掃除の優先順位
- 掃除道具の取り扱い
- 入室禁止の部屋
- 触ってほしくない物
などを細かく伝えるようにしましょう。
料理代行では、家族の好き嫌いや味の好みのほかに、量や品数も事前に確認したいポイントです。
事前打ち合わせがない場合は、チャットなどの連絡ツールを使って代行スタッフと連絡を取りましょう。
また、不在時には「連絡ノート」もおすすめです。
ノートに依頼項目をナンバリングして書いておけば、優先順位や内容をしっかりと伝えられます。
③貴重品を管理する
こちらは紛失・盗難に関するトラブルへの危険回避方法です。
貴重品の管理方法には、
などがあります。
先ほど紹介した口コミのように、机の上に現金を置いておくようなことは決してしないようにしましょう!
④作業を記録する
こちらは作業内容・スタッフの作業態度・物損・盗難トラブルへの危険回避方法です。
作業の記録方法には、
- 作業前に写真を撮っておく
- カメラを設置する
などがあります。
家の中にカメラを設置しておけば、作業の一部始終を完璧に記録できます。
そのため、物損・盗難トラブルで代行業者に請求する際の決定的な証拠になるでしょう。
また、スタッフが遅刻・早退などのトラブルを起こした時も証拠になります。
スタッフの作業態度を事前にチェックすることは難しいですが、少なくとも記録があれば業者に担当変更をお願いやすくなります。
しかし、家中にカメラを設置するのは費用面でも現実的な方法とはいえません。
そこで、誰でもできるおすすめの方法が作業場所や道具などを事前に撮影しておくという対策です。
作業前の状態を記録しておくことで、
- 作業の成果
- 作業時に起こった物損や盗難
などを証明する手がかりとなります。
⑤単発で利用する
最後の危険回避方法は、代行業者との契約方法についてです。
家事代行では、料金がお得な定期プランを利用する方が多くいます。
一方で、初めて利用する場合は、単発での利用がおすすめです。
単発利用であれば、もし失敗しても、大きな費用を支払うリスクは避けられます。
初回利用者限定「お試しプラン」などがある場合は、そちらを利用しましょう。
単発利用を繰り返して、複数業者を比較し、最終的に依頼する業者を選ぶのもおすすめですよ。
⑥家庭力を高める
家事代行サービスでトラブルにならないためにも、極論ですが、そもそも依頼しなければ問題は起きません。
そこで、家事代行サービスに依頼する代わりに自分自身の家事力をアップする、というのもトラブル回避方法の1つといえます。
効率のよい、正しい家事力を身につけられれば、家事代行サービスに頼る必要はありません。
そこでおすすめなのが、家庭力を高めてそれを習慣化できる家庭力アッププロジェクト®︎!
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トラブルに強い家事代行業者を選ぶ5つのコツ
家事代行トラブルには、家事代行業者の企業姿勢や教育システムが大きく関わっています。
そこでこの章では、
- 「安心できる業者はどこ?」
- 「トラブル対応できる業者は?」
と悩む方のために、トラブルに強い家事代行業者を選ぶ5つのコツを紹介します。
- 信頼性の高い会社を選ぶ
- 採用・研修体制をチェック
- 損害賠償保険の確認
- 料金が明瞭
- 口コミ・評判が良い
①信頼性の高い会社を選ぶ
「信頼性が高い会社」とは、
などの業者です。
運営会社が大企業の場合、悪質な運営である可能性は低く、規約や補償制度も整っています。
また、トラブルが起こった時に、きちんと対応できる企業体力もあります。
運用歴・知名度があれば、トラブルに対する経験も多く、対処法を確立しているのです。
「家事代行サービス認証」は、経済産業省から「サービスの品質と提供能力の高さ」が証明された証です。
これらの条件をすべて満たしている家事代行業者には、
- ベアーズ
- ダスキン メリーメイド
- ミニメイド・サービス
などがあります。
ぜひ、家事代行サービスを選ぶ時の基準にしてみてくださいね。
②採用・研修体制をチェック
採用・研修制度がしっかりしているのは、「スタッフ雇用型」の業者です。
「スタッフ雇用型」の代表的な家事代行サービス業者には、
- ベアーズ
- キャットハンド
- ダスキンメリーメイド
- ミニメイド・サービス
- ニチイライフ
- カジタク
などがあります。
また、昨今では外国人スタッフを雇用している業者も増えています。
などの理由で人気がありますが、日本語での指示をきちんと理解してくれるかという点でも、スタッフ教育が大切になっています。
③損害賠償保険の確認
家事代行サービス依頼先の損害賠償保険の金額や対象範囲などを確認しましょう。
基本的に、大手の家事代行業者では損害賠償保険に加入していますので安心してください。
家事代行業務中にスタッフが物損・人身事故などを起こした場合に、損害を補償する保険のこと。
ただし、補償の適用範囲や上限金額は業者によって異なります。
そのため、十分な補償が受けられるかどうかをチェックしましょう。
たとえば、「鍵の預かりサービス」を利用した時にスタッフが鍵を紛失したとします。
その場合、鍵自体の代金だけではなく、鍵の交換費用まで業者が全額負担してくれるのかなど、細かな対応も質問してみるのがおすすめです。
④料金が明瞭
料金体系が明確かは、必ずチェックしておきたいポイントです。
料金設定において、
- 細かな注意事項や条件がある
- 料金が明記されていない
などの業者は、要注意です。
「追加料金不要」「定額制」などと明記されている業者を選びましょう。
⑤口コミ・評判が良い
システム面がしっかりしていても、それが実際の満足度につながっているかどうかが問題です。
そのためにチェックすべきなのが、実際に利用した方の口コミ・評判です。
たとえば保険については、加入有無だけでなく、実際に賠償しているかがポイント。
公式HPの口コミには、良いことばかりが書かれていることもあります。
そのため、Twitterや口コミサイト・ブログなどの口コミ・評判をチェックしてみましょう!
特に、TwitterやインスタなどのSNSでは、実際の利用者に直接質問できる点もおすすめですよ。
トラブルが起こってしまった時の対処法
十分にトラブル対策をしても、トラブルに遭遇するケースはあります。
ここでは、トラブルが起こった時の対処法を2つ紹介します。
- 家事代行業者に直接連絡
- 消費者センターに相談
①家事代行業者に直接連絡する
家事代行サービスの利用中にトラブルが起こった場合、まずは運営元である「家事代行サービス業者」に問い合わせてみてください。
作業スタッフに直接連絡を取ると問題がこじれる場合もありますので、会社(または管理スタッフ)に問い合わせることがおすすめです。
その際には、
- トラブルが起こった日時・場所
- トラブルの内容
- 希望の対応
などをできるだけ詳細に、正しく伝えるようにしましょう。
②消費者センターに相談する
家事代行業者と利用者の間でトラブルの解決が難しいと感じたら、「国民生活センター」か「地域の消費者センター」などに相談してみましょう。
これらは国や地方公共団体が運営しており、生活に関する危険情報の収集や相談などを無料で受付けています。
そのため、過去の実例から具体的な対処法を教えてもらえることがあるのです。
もしくは、トラブルを解決するために、より専門的な相談窓口を案内してくれるケースもあるので、ぜひ活用してみてください。
家事代行を頼みたくない方はお片づけを習慣化しよう!
「家事代行サービス」は、忙しい家族をサポートする強い味方です。
家事に追われてストレスを感じている方は、誰もが一度は考えますよね。
一方で、あなぶき興産が2021年に実施したアンケート調査によると、「家事代行サービス」を利用したことのある方は全回答者のわずか17.2%でした。
家事代行を頼みたくない理由とは?
家事代行を頼みたくない理由【第1位】は、「料金が高いから」です。
家事代行サービスは便利なものの、家事代行1か月の料金は約3万円前後で、金額面がネックになっている方も多いようです。
ほかにも、
などの理由があることがアンケート調査からわかりました。
また、今回紹介したトラブルにあう危険性があることも事実です。
なお、家事代行の料金相場については以下の記事も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください!
参考:家事代行の料金相場は?一人暮らしの場合やダスキンなどの業者を徹底比較!
「家庭力アッププロジェクト」でお片づけの習慣化を身につけよう!
家事代行を頼むことに抵抗がある方は、自分で家事をするしかありません。
しかし、自分でできるならそもそも悩んでいませんよね。
そこでおすすめしたいのが「お片づけのプロ」から自分自身が学ぶという方法です。
「家庭力アッププロジェクト®︎」と題したこちらのセミナー&説明会では、「株式会社 Homeport 代表」兼「お片づけ習慣化コンサルタント」である西崎彩智が “過去1万人以上の相談実績から積み上げたプロのノウハウ”と “心理学”を元に、お片づけの秘伝を紹介しています!
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- 片づけを通して「家庭力」全体がアップする
「家庭力アッププロジェクト®︎」では、西崎やスタッフ、卒業生メンバー達が45日間受講生を徹底サポートしていきます。
さらに、期ごとにグループを作って受講しますので、同じ悩みを持つたくさんの主婦仲間ができます!
「片づけができない」根本の理由に向き合うため、ひいては「家庭力」全体がアップし、さまざまな問題が解決可能ですよ!
さらにこのプロジェクトで注目したいのが「ママだけが頑張らない仕組みを作る」という点です!
そもそも家事は家族全員で考えるべき問題のはずですよね。
一人で悩んだり、家事代行を考えたりする前に、まずは家族全員でお片づけに取り組んでみましょう!
ちなみに私の家でも、私が一番苦手とする「お風呂掃除」は子どもにお願いしています。
子どもに家事を教えることで自分がラクになるのはもちろん、
など、子どもにとってもたくさん良い影響があったと感じています!
家事や家庭についてさまざまなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度【西崎彩智】が主催する「家庭力アッププロジェクト®︎」のオンラインセミナー&説明会にお越しください!