「専業主婦って、毎日何をしているんだろう?」——働いている方や、これから専業主婦になる方は、そんなふうに気になることがあるかもしれません。一方で、専業主婦の方ご自身は、「暇だと思われがちだけど、実際は毎日があっという間…」と感じているのではないでしょうか。
実は、専業主婦の毎日は、終わりのない家事という、立派な仕事に支えられています。そして、子どもの年齢などによって、忙しさは大きく変わります。この記事では、お片づけ習慣化コンサルタントの視点から、専業主婦の1日のスケジュール例や仕事の中身、そして家事を整えて自分時間とゆとりを作るヒントまで、わかりやすくお伝えします。
お片づけ習慣化率97%専業主婦は「何してる」?まずは1日のスケジュール例

専業主婦の1日は、家庭の状況によって、まるで違います。代表的な3つのパターンを見てみましょう。
子どもがいない場合
子どもがいない専業主婦は、比較的、自由に時間を使えます。午前中に掃除・洗濯・買い物などの家事を済ませ、午後は趣味や自分磨き、夫の帰宅に合わせて夕食の準備、というのが一例。自由度が高いぶん、メリハリをつけないと、一日がだらだら過ぎてしまう、という声も。自分なりのリズムを作るのがポイントです。
乳幼児がいる場合
小さな子どもがいる専業主婦は、一日中、子どものお世話に追われます。授乳やおむつ替え、食事、寝かしつけの合間をぬって、家事をこなす毎日。家事は何度も中断され、思うように進みません。やっと寝たと思っても、すぐに起きてしまう…の繰り返しで、トイレに行く時間さえないことも。
子どもが昼寝をしている間が、唯一ほっとできる時間、ということもあります。「自由時間どころか、休む間もない」というのが実情です。むしろ、外で働くより忙しい、という声も多く聞かれます。
子どもが幼稚園・小学校の場合
子どもが幼稚園や学校に通うようになると、日中に少し時間ができます。送り出したあと、午前中に家事を済ませ、お迎えまでの数時間を、自分の時間に使える方も。料理が好きな方は作り置きやおやつ作りを、趣味のある方は習い事やパート探しを始める方もいます。
ただし、習い事の送迎や、宿題を見る、PTAや役員の活動など、新しい「仕事」も増え、別の忙しさが生まれます。「手が離れてラクになる」とも言い切れないのが、正直なところです。
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専業主婦の主な仕事(家事)の中身

専業主婦の「仕事」である家事は、思っている以上にたくさんあります。掃除、洗濯、料理、食器洗い、買い物、ゴミ出し、家計の管理、子どもの世話や送迎…。さらに、「献立を考える」「日用品の残量を気にして買い足す」「家族の予定を管理する」といった、名前のつかない「名もなき家事」も山ほどあります。
総務省の調査では、女性の1日あたりの家事関連時間は、平均で3時間24分というデータも(令和3年社会生活基本調査)。これらは、毎日繰り返され、しかも終わりがありません。目に見えにくく、評価もされにくいけれど、家族の暮らしを支える、とても大切な仕事なのです。
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専業主婦って「暇」なの?

「専業主婦は暇でしょう」と言われることがありますが、実際はどうなのでしょうか。答えは、「人や時期によって、大きく違う」です。乳幼児がいれば、休む間もないほど忙しいですし、子どもが手を離れれば、日中に時間ができることもあります。
同じ人でも、「とんでもなく忙しい日」もあれば、「ふと時間が生まれて暇に感じる日」もあるのが実情です。ただ、たとえ時間に余裕がある日があっても、それは「立派に家事をこなしているからこそ」生まれた時間。「暇=怠けている」では、決してありません。
むしろ、家事を効率よくこなして時間を生み出せるのは、やりくり上手な証拠ともいえます。家庭を整え、家族が安心して過ごせる土台を作っているのは、誇るべき仕事です。
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専業主婦が抱えやすい悩み・ストレス
自由そうに見える専業主婦ですが、実は、特有の悩みやストレスを抱えがちです。
終わりのない家事・評価されにくい
家事は、やってもやっても終わらず、毎日リセットされます。しかも、きれいにできて当たり前と思われ、感謝や評価をされにくいもの。「やって当然」という空気に、むなしさを感じてしまうこともあります。
「働いていないのに」という罪悪感
収入を得ていないことに、「申し訳ない」「私だけ楽をしている」と、罪悪感を抱く方も少なくありません。でも、家事や育児は、お金には換算されにくいだけで、立派な労働。後ろめたく思う必要は、まったくないのです。
孤独・相談相手が少ない
日中、大人と話す機会が少なく、社会から取り残されたような孤独を感じることも。育児や家庭の悩みを、一人で抱え込みやすいのも、専業主婦が陥りやすい状況です。こうした孤独感が積み重なると、気分が沈んでしまうこともあります。地域の子育てサロンやSNS、趣味のつながりなど、家の外に小さな居場所を持つことが、心の支えになります。
お片づけ習慣化率97%家事を整えて、自分時間とゆとりを作る
忙しい毎日でも、工夫しだいで、自分のための時間とゆとりは作れます。暮らしを整えるプロとして、おすすめのコツをご紹介します。
完璧を目指さない
「家事は完璧にやらなきゃ」と思うほど、自分を追い込んでしまいます。「今日は掃除はここだけ」「夕食は手抜きでOK」——そう自分に許可を出すことが、ゆとりの第一歩。完璧でなくても、暮らしは十分回ります。
片づけ・仕組み化で家事をラクに
物を減らして片づけ、家事が回る「仕組み」を作ると、毎日の家事がぐっとラクになります。物の定位置が決まっていれば、探し物も片づけも時短に。「考えなくても回る」仕組みが、自由時間を生み出します。
たとえば、よく使う物だけを取り出しやすい場所に置く、家族みんなが戻せる収納にする、といった工夫です。家事の負担そのものを減らすことが、ゆとりへの近道。がんばって時間をひねり出すより、仕組みで「時間が生まれる」状態を作るのがコツです。
「自分時間」をスケジュールに組み込む
「家事が終わったら休もう」では、終わりがないので休めません。「朝の5分はコーヒータイム」など、自分をいたわる時間を、先にスケジュールに組み込んでしまいましょう。短い時間でも、意識的に自分を労わると、一日を元気に過ごせます。
罪悪感を手放して、ごきげんに過ごそう
暮らしを整えるプロとして、最後にお伝えしたいことがあります。専業主婦として家庭を支えることは、とても価値のある、誇るべき仕事です。「働いていないのに」「暇だと思われそう」——そんなふうに、自分を責めたり、罪悪感を抱いたりする必要は、まったくありません。
もし、家事をすべてお金に換算したら、かなりの金額になる、という試算もあるほど。それだけ価値のあることを、あなたは毎日こなしているのです。むしろ、家事や育児を一手に引き受け、家族が安心して暮らせる土台を作っているのですから、もっと自分を認めて、ほめてあげてください。
そして、好きなことをする時間、ほっとひと息つく時間も、どうか大切に。あなたがごきげんでいることが、家族みんなのごきげんにもつながります。整った暮らしと、心のゆとりの中で、毎日を楽しんでいきましょう。
専業主婦の過ごし方に関するよくある質問
Q. 専業主婦は1日何してる?
掃除・洗濯・料理・買い物などの家事、子どもがいれば育児や送迎が中心です。子どもの年齢で忙しさは大きく変わり、乳幼児期は休む間もなく、手が離れると日中に自分時間ができることもあります。
Q. 専業主婦は暇?
人や時期によって大きく違います。乳幼児がいれば多忙、手が離れると余裕ができることも。同じ人でも忙しい日と暇に感じる日があります。たとえ余裕があっても、家事をこなしているからこそ。怠けているわけではありません。
Q. 自分の時間はどう作る?
完璧を目指さない、片づけ・仕組み化で家事を効率化する、自分時間を先にスケジュールに組み込む、家事を家族と分担する・家電や家事代行に頼る、といった方法が効果的です。
Q. 専業主婦で罪悪感を感じます…
家事や育児は、お金に換算されにくいだけで、立派な仕事です。家族の暮らしを支える大切な役割なので、「働いていないのに」と後ろめたく思う必要はありません。自分をいたわり、認めてあげてください。
まとめ|専業主婦の毎日は、立派な仕事。自分もいたわって
専業主婦の毎日は、「何してるの?」と思われがちですが、実際は、掃除・洗濯・料理・育児など、終わりのない家事に支えられた、立派な仕事です。子どもの年齢などで忙しさは大きく変わり、「暇」に見える時間も、家事をこなしているからこそ生まれたもの。そして、完璧を目指さず、片づけや仕組み化で家事を整えれば、忙しくても、自分時間とゆとりは作れます。
どうか、罪悪感を手放して、家庭を支える自分を認めてあげてください。あなたがごきげんでいることが、家族の幸せにもつながります。整った暮らしで、毎日を心地よく過ごしていきましょう。
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