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化粧品の捨て方|中身と容器の分別・種類別の処分方法をプロが解説

化粧品の捨て方|中身と容器の分別・種類別の処分方法をプロが解説

「使い切れずに古くなった化粧品」「もう使わないコスメ」——捨て方がわからず、ポーチや引き出しに溜まっていませんか。化粧品は、化粧水やファンデ、口紅、マニキュアなど種類が多く、中身も容器もさまざまなので、捨て方に迷いがちです。でも、いくつかのポイントを押さえれば、難しくありません。

この記事では、お片づけ習慣化コンサルタントとして1万人以上のご家庭と向き合ってきた経験から、化粧品を捨てるときの基本ポイント、中身(テクスチャー別)と容器(材質別)の捨て方、マニキュアやスプレー缶などの注意点、売る・譲る選択肢、そして溜めない習慣まで、わかりやすく解説します。

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目次

化粧品を捨てる前に押さえたい4つの基本ポイント

化粧品は種類が多くても、捨て方の基本は同じです。まず、この4つのポイントを覚えておきましょう。

「中身」と「容器」を必ず分ける

化粧品を捨てるときは、まず中身と容器を分けるのが基本です。中身が入ったまま容器を捨てると、回収されなかったり、漏れて周りを汚したりする原因に。また、ゴミ収集の途中で破損して中身が出てしまうこともあります。少し手間でも、中身を出してから容器を分別しましょう。

容器のリサイクルマーク・識別表示を確認する

容器や外箱には、素材を示すリサイクルマークや識別表示がついています。プラスチック、ガラス、金属など、表示を確認すると分別がスムーズです。化粧箱に表示があることも多いので、購入時にチェックしておくと安心。なお、プラスチックに『PET』表示があっても、飲料のペットボトルとは一緒にリサイクルできないので注意しましょう。

自治体のゴミ分別ルールを確認する

化粧品の最終的な出し方は、自治体によって異なります。プラスチックが資源・可燃・不燃のどれになるかも地域差が大きいので、正しく分別されないと回収してもらえません。お住まいの地域のルールを必ず確認しましょう。

火気厳禁のものに注意する

マニキュアや除光液、ヘアスプレー、香水など、アルコールや可燃性ガスを含むものは、扱いに注意が必要です。火気のない場所で処理し、自治体の指示に従いましょう。中身によって「火気厳禁」でないかを確認することも、大切なポイントです。引火や破裂などの事故を防ぐため、表示をよく確認してから処分してください。

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化粧品の「中身」の捨て方|テクスチャー別

中身は、液体・粉末・クリームなどテクスチャーによって捨て方が変わります。基本は、可燃ゴミとして処分できます。新聞紙やビニール袋、割り箸を用意すると便利です。

液体(化粧水・乳液・美容液・リキッドファンデ)

化粧水や乳液、美容液、リキッドファンデなどの液体は、新聞紙や不要な布に染み込ませてから、可燃ゴミとして捨てます。一度にたくさん流し込むとあふれるので、少量ずつ吸わせるのがコツ。排水口に流すのはNGで、水質汚染や配管への負担になることがあります。瓶を逆さにして、しばらく置いておくと、最後の一滴まで出し切れます。

粉末(パウダー・アイシャドウ・チーク)

パウダーファンデやアイシャドウ、チークなどの粉末は、飛び散らないようビニール袋に入れてから、可燃ゴミへ。中身を出すときは、舞い上がらないようゆっくり扱いましょう。固まっている場合は、軽く割ってから袋に入れると処理しやすくなります。レフィル(中身)と容器(ケース)を分けられるものは、分けてから捨てましょう。

クリーム・スティック(口紅・グロス)

クリーム状のものは、布や紙に出して可燃ゴミへ。口紅などスティック状のものは、中身を最後まで繰り出して折り取り、紙に包んで捨てます。容器と中身を分けてから処分しましょう。

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注意が必要な化粧品の捨て方

引火やガスの危険があるものは、特に注意して処分しましょう。事故を防ぐために、手順を守ることが大切です。

マニキュア・除光液(火気厳禁)

マニキュアや除光液には、引火しやすい有機溶剤が含まれています。火気のない、換気のよい場所で、新聞紙や不要な布に染み込ませてから可燃ゴミへ。新聞紙に出して自然に乾かし、固めてから捨てる方法もあります。少量ずつ処理すると安全です。排水口には絶対に流さないでください。配管を傷めたり、においの原因になったりします。

スプレー・エアゾール缶(ガス抜き)

ヘアスプレーやスプレータイプの化粧品は、中身とガスを抜いてから捨てます。風通しがよく火気のない屋外で、シューッという音がしなくなるまでボタンを押し切りましょう。中身が残ったまま捨てると、ゴミ収集車や処理施設での発火・破裂事故につながる恐れがあります。ガスを抜いたうえで、自治体の分別方法に従って処分してください。

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化粧品の「容器」の捨て方|材質別

中身を出したら、容器を材質ごとに分別します。形状や汚れの程度によっても扱いが変わります。

ガラス瓶

香水瓶や美容液のガラス容器は、「不燃ゴミ」または「資源ゴミ」として処分します。割れ物として扱われることが多いので、自治体のルールに従いましょう。中身が残らないようにしてから出します。

プラスチック容器・チューブ

プラスチック容器は、識別マークを確認し、自治体の区分(資源・可燃・不燃)に従って処分を。プラスチックは地域によって扱いが分かれてややこしいので、迷ったら自治体のサイトで調べましょう。チューブは最後までしぼり、ハサミで切って中身を確認すると、意外と残っていることもあります。汚れがひどい場合は、資源ではなく可燃・不燃になることもあります。

金属(アルミ)容器

アルミなどの金属製の容器やキャップは、「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」として処分します。こちらも、お住まいの自治体の区分に従いましょう。

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捨てる以外の手放し方|売る・譲る

まだ使える化粧品なら、捨てる以外の方法もあります。

フリマアプリで売る

ほぼ未使用の化粧品は、フリマアプリで売れることがあります。使用回数や残量、購入時期を正直に明記するのがマナーです。衛生面に関わるため、開封済みは敬遠されやすいことも覚えておきましょう。デパコスや限定品など、需要のあるものは比較的売れやすい傾向があります。

買取に出す

ブランドコスメや人気アイテムは、買取に対応している店舗もあります。ただし、未使用に近いものやブランド品が中心で、一般的な使用済みコスメは買取不可のことも多いです。

友人に譲る

好みが合う友人に譲るのも一つの方法です。ただし、肌に直接つけるものなので、衛生面に配慮を。未使用や、肌に触れにくいものを選んで譲ると安心です。

化粧品を捨てるタイミング|劣化のサインに注意

化粧品は、古くなると肌トラブルのもとになることも。手放すタイミングの目安を知っておきましょう。

異臭・変色・分離があったら使わず処分

中身が変色していたり、いやなにおいがしたり、分離していたりするのは、劣化のサインです。肌のためにも、もったいないと思わず手放しましょう。劣化した化粧品を使い続けると、肌荒れやかぶれの原因になることもあります。「まだ使えるかも」と無理に残すより、思い切って手放すほうが、肌にとっても安心です。

開封後の使用期限を意識する

化粧品には使用期限の目安があります。一般的に、開封後は数か月〜1年ほどで使い切るのが理想とされます。「いつ開けたか」を意識すると、使い切りやすくなります。

スポンジ・パフは劣化したら交換

スポンジやパフは、使ううちに摩擦で劣化します。もろくなったり、使用感が悪くなったりしたら、雑菌が繁殖しやすいので、新しいものに交換しましょう。

化粧品を「捨て方に困って溜めない」習慣

そもそも、捨て方に悩むほど溜め込まないことも大切です。コスメとすっきり付き合うコツをご紹介します。

使い切れる量だけ持つ

新色やセールについ手が伸びても、使い切れなければ結局捨てることになります。化粧品には使用期限があるので、たくさん持っていても使い切れずに劣化させてしまうことも。自分が使い切れる量を意識して持つと、化粧品とすっきり付き合え、お金の無駄づかいも防げます。

定期的にコスメを見直す

季節の変わり目など、定期的にポーチや引き出しを見直しましょう。使っていないもの、劣化したものを手放すと、本当に使うものだけが残り、毎朝のメイクの時間も快適になります。「半年使っていないものは見直す」とルールを決めておくと、判断もラクになります。

新しく買うときは1つ手放す

新しいコスメを1つ買ったら、古いものを1つ手放す。このルールがあれば、化粧品が増えすぎず、いつもすっきりした状態を保てます。

化粧品の捨て方に関するよくある質問

Q. 中身が残った化粧水はどう捨てる?

新聞紙や不要な布に染み込ませて、可燃ゴミとして捨てます。排水口に流すのはNG。容器は中身を出してから、材質ごとに分別しましょう。

Q. 容器は洗ってから捨てるべき?

中身を出せば、無理に洗う必要はありません。水質汚染を考えると、洗わずに中身を拭き取る程度で十分です。資源として出す場合のみ、汚れを軽く落としましょう。

Q. マニキュアは普通に捨てていい?

そのまま捨てるのはNGです。引火性があるため、火気のない場所で新聞紙などに染み込ませ、可燃ゴミに。容器のガラス瓶は、中身を出してから分別しましょう。

Q. 古い化粧品は使っても大丈夫?

変色・異臭・分離があるものは使わないでください。古い化粧品は雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルの原因になることがあります。劣化のサインがあれば、手放すのが安心です。

まとめ|化粧品は中身と容器を分けて、正しく手放そう

化粧品の捨て方は、「中身と容器を分ける」「リサイクルマークを確認する」「自治体ルールに従う」「火気厳禁に注意する」の4つが基本です。中身はテクスチャーに応じて紙や布に出して可燃ゴミに、容器は材質ごとに分別を。マニキュアやスプレー缶は、火気とガスに注意して処分しましょう。一度この流れを覚えてしまえば、難しいことはありません。劣化した化粧品は肌のためにも早めに手放し、使い切れる量だけ持つ習慣があれば、捨て方に悩むこともなくなります。お気に入りのコスメと、気持ちよく付き合っていきましょう。

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お片づけ習慣化コンサルタント
株式会社Homeport 代表取締役
片づけ・自分の人生・夫婦間のコミュニケーションを軸にママたちが自分らしくご機嫌な毎日になる『家庭力アッププロジェクト®︎』を主宰。
またライフワークとして、子どもたちが片づけを通して”生きる力”を養える『親子deお片づけ』も主宰。

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