この記事では、共働きで子育てが大変なのに、旦那さんの帰りが遅くて悩んでいるママに向けて今すぐ解決するための3つの方法をお伝えします。
共働きで忙しいのに、旦那さんの帰りも遅いとなると本当に大変ですよね。
少しでも早く帰ってきて、家事や育児に協力してくれたら助かるのにと思いませんか。
でも、旦那さんの帰りが遅いのには理由があるはずです。
この記事に書いてある旦那さんの帰りが遅くなる理由を読んでいただき、なぜ我が家の旦那さんも帰りが遅いのか考えてみてください。
理由を考えて、旦那さんが早く帰ってきたくなるような家に変えていきましょう。
それでは詳しく解説していきます。
目次
共働きで子育てが大変なのに旦那の帰りが遅い理由

まずは、旦那さんの帰りが遅い理由は何か考えてみましょう。
よくある3つの理由について考えていきます。
それぞれ詳しく見ていきます。
仕事が忙しくて遅くなるから
仕事が終わらないから帰ってこられないのです。
たとえば、納期など締め切りのある仕事で先延ばしできないなど残業してでも終わらせなければいけない場合があります。
家族のために頑張って夜遅くまで働いてくれていると思うと、帰宅してさらに家事をやってもらうのは気が引けますよね。
夜遅くまで残業が続くようでしたら旦那さんの身体を心配した方がいいかもしれません。
旦那さんと話し合い、転職を考えてもらうのも一つの選択肢です。
旦那さん自身が、キャリアアップなどを考えてこのまま残業がある状態を続けたいのであれば、ママの意見も伝えた上で、取り決めをしてみてもいいでしょう。
たとえば、週に1回は残業せずに早く帰ってきて、子どもとお風呂に入ってもらうなど、お互いの妥協点を決めるのです。
週に1回でも平日の夜に1人でお風呂に入ると、ママもリフレッシュの時間が作れます。
遅くなる理由が仕事だからといって、何も意見を言わずに1人で頑張っていると不満がたまって爆発してしまうかもしれません。
爆発してしまう前に、話し合いをして解決策を考えましょう。
飲み会や遊びの予定を優先するから
飲み会や遊びの予定をつい優先してしまう旦那さんもいると思います。
旦那さんにも独身のお友達もいるでしょうし、一緒に遊ぶのが楽しいのでしょう。
しかし旦那さんには、家族もいるのでいつも自分の都合で飲み会に行ったり、遊びに行ったりされては困ってしまいます。
そこで、飲み会や遊びをすべてやめる必要はないので、家族との時間も作ってもらうように話し合いをしましょう。
たとえば、飲み会は無理だけど休日に遊びに行くときは上のお子さんだけでも一緒に連れて行ってもらうなど工夫をします。
「飲み会は月に3回まで」など回数を決めてしまうのも有効です。
回数に制限がある分、その日は遅くなってもよいルールにするなどメリハリを付けると旦那さんにも受け入れてもらいやすいでしょう。
飲み会の予定や遊びの予定は、あらかじめ夫婦間で早めにスケジュール共有するようにしておくと、すれ違いが防げます。
旦那さんが飲み会や遊びに行きたいという思いに理解を示しながら、解決策を提案するとよいでしょう。
家に帰りたくないと思っているから
この理由が一番深刻な問題です。
旦那さん自体が、そもそも家に帰りたくないと思っているケースです。
たとえば、家に帰りたくないから急ぎでもない仕事を残業して遅く帰るというパターンもあるでしょう。
また帰りたくないから飲み会に誘われたら行ってしまうパターンも同様に考えられます。
では、なぜ旦那さんは家に帰りたくないのでしょうか?
それは、居心地が悪いからかもしれません。
たとえば、
など、理由はさまざまです。
ママがイライラしているのは、おそらく共働き子育てからの忙しさが原因です。
でも、普段から帰りが遅い旦那さんにはそれが伝わっていないかもしれません。
家が散らかっているのも、ワンオペで子育てしていたら仕方がないですよね。
最低限の家事をこなすのに精一杯で、片づけは後回しになってしまいがちです。
子どもに相手をされないのは、普段あまり顔をあわせないからかもしれません。
子どもはやはりママといる時間が長いので、ママに頼ってしまいます。
ここで、1つ気を付けたいのは子どもに旦那さんの愚痴を言っていないかです。
子どもはママが大好きです。
そのようなママがパパの嫌なところや愚痴を言っていたら、同じようにパパを遠ざけてしまいます。
間違っても、家族の中で「旦那さんVSママ+子ども」という構図を作らないようにしましょう。
帰りが遅い旦那さんにイライラするとつい愚痴を言いたくなりますが、子どもにいうのはやめておきましょう。
旦那さんは、子どもにとって大切なパパなので嫌いになってしまいそうな発言は控えるようにしてください。
ワンオペママのストレスを放置して起こる弊害

ワンオペママのストレスを放置しているとどのような弊害が起きるのでしょうか。
常にイライラしたママにならないためにも、どのような弊害があるか知っておきましょう。
具体的には、以下のような弊害が考えられます。
このような弊害を起こさないためにも、詳しく見ていきます。
子どもを叱ってしまう
ワンオペママは時間が無くて忙しいので、準備が遅い、宿題をしないなどつい子どもを叱ってしまうことありませんか?
自分自身に時間的な余裕があれば、怒らずに一緒にやれる内容でも余裕がないので、つい怒ってしまいます。
子どももママがイライラしているとわかるし、怒られないようにしようと必要な話をしなくなるかもしれません。
子どもに悩み事があってもママに気軽に相談できなくなると、子どもの悩みが深刻化する恐れがあります。
できれば、ママはいつでも子どもの話を笑顔で聞いてあげられる存在でありたいですよね。
ママの受け入れ態勢が整っていれば、子どもも悩みを話してくれやすくなります。
旦那さんとケンカが増える
ワンオペママはとにかく忙しくて時間がないです。
そのため仕事が理由であっても、帰りが遅い旦那さんにイライラします。
私はこれほど忙しく家事と育児を頑張っているのに理解してくれないと感じてしまうからです。
旦那さんも忙しく仕事をして帰ってきて、ママとケンカになってしまったらさらに疲れてしまいますよね。
ケンカが増えると旦那さんは余計に家に帰りたくなくなるので、夫婦の溝が深まります。
夫婦の溝を埋められないと、最悪離婚などにつながる恐れもあります。
限界が来るとうつ病になることもある
そのような忙しい毎日を送っているママですが、1人で頑張りすぎてしまうと心が折れてしまう可能性があります。
ワンオペママのストレスを放置して限界に達してしまうと、うつ病を引き起こす可能性があるので注意してください。
負担の多いワンオペ育児では、心身の疲れがたまりやすくストレスも大きくなります。
睡眠不足もうつを引き起こす原因になるので、しっかり睡眠もとるように心がけましょう。
たとえば、
などの症状があれば、うつ病を引き起こすサインかもしれません。
うつにならないためには、早めの対処が必要です。
もちろん子どもも大切ですが、ママ自身の身体や心の状態をしっかり確認するようにしましょう。
適度にストレスを発散できる状態にしておくのは大切です。
仕事をする方が楽と感じてしまう
家事や育児のストレスが溜まってしまうと、ママ自身が家にいるよりも仕事のほうが楽だと感じてしまいます。
確かに、帰宅してからの終わりのない家事や育児よりも就業時間も決まっている仕事のほうが楽な面もあります。
家庭では、旦那さんの帰りが遅いので、常に子どもの相手をしなければいけません。
仕事に行けば、話が通じる大人とのやり取りなので育児に比べるとコミュニケーションもとりやすくなります。
そういった理由で、仕事の方が楽だと思ってしまうと、余計に仕事が理由で帰ってこない旦那さんにイライラしてしまいます。
仕事をして帰宅が遅くても、家事や育児よりは楽だからと心のなかで思っていたら、旦那さんを労わってあげられません。
旦那さんへの不満がより大きくなってしまいます。
旦那の帰りが遅い時に少しでも負担を楽にする3つの方法

旦那さんの帰りが遅いと、家事や育児の負担が増えます。
だからといって、家事や育児を放り出すわけにはいかないので、やらなければいけません。
そこで、少しでもワンオペ状態のママの負担を軽くする方法を3つ紹介します。
①宅食や家事代行で家事の負担を減らす
仕事帰りに子どものお迎えに行って、帰ってからの夕食準備は本当に大変ですよね。
しかも夕飯準備中も子どもは待ってくれません。
お腹が空いている場合もあるし、ママに相手をしてほしいときもあります。
そのようなときに宅食や家事代行サービスを利用すると、家事の負担が減らせます。
宅食を頼むようにすると、買い物に行く手間も省けるし、夕食の献立に迷わなくて済むからです。
スポット的な利用も可能なので、困ったときには頼ってみるのもいいでしょう。
ポイントは、無理に1人で抱え込まないのが大切です。
②一時保育やファミリーサポートの利用
共働きのワンオペ育児だと、圧倒的に睡眠時間が足りなくはないですか?
共働きで子育てをしていると、慢性的な寝不足になってしまう方が多いです。
慢性的な寝不足を解消できない時や、体調不良の時は積極的に休むのを心がけてください。
有給休暇を休息のために使うのもよいでしょう。
ママは子どもの急な熱や学校行事のために、なるべく有給休暇を使わずにいる方も多いと思います。
しかし、ママ自身が体調を崩してしまっては大変です。
また、有給休暇を使うのが難しい場合でも、ファミリーサポートや一時保育を利用するのも有効な方法でしょう。
保育園や学童などのお迎えをファミリーサポートでお願いして1時間だけカフェでゆっくりお茶を飲むだけでもよいのです。
頑張りすぎず、すこしでも休む時間をつくるように心がけてください。
休むのは決して悪くなく、元気なママでいるために必要なものです。
③SNSで同じ境遇のママと共感しあう
保育園や習い事などリアルに会うママ友とは、お互いゆっくり話をする時間がない場合も多いですよね。
お話しする機会があっても、お互いの家族構成や子どもを知っている状態のママに、リアルな家庭の愚痴をしゃべるのは抵抗ありませんか?
お互い、そこまで家庭の事情を細かくは話さないでしょうし、相手の家庭がうらやましく思える場面もあると思います。
そこで、オススメなのがSNSの同じような境遇のママとのつながりです。
たとえば、同じように共働き子育てママで旦那さんの帰りが遅い方もいると思います。
そのようなママとつながれば、お互いの境遇に共感できるし相談もしやすいですよね。
実は解決したいわけではなく、今の状況に共感してもらいたいときってあると思います。
先ほどの「旦那さんに話を聞いてもらう」も同じですが、解決策を提示してもらえなくても、聞いてもらうだけでいいときってあるのです。
愚痴を言ったり、共感したりできる仲間を作っておくと相談もしやすくて心強いですよ。
家をきれいにして旦那さんが帰りたくなる家にする

旦那さんが帰りがおそくなるのには、いろいろな理由があります。
その中でも「帰りたくない」と思っている原因の一つに家が散らかっているという理由があります。
これは旦那さん自身が顕在的に「家が散らかっている」と感じて帰りたくないケースもあるでしょう。
また無意識に「家が散らかっている」から帰りたくない旦那さんもいるはずです。
潜在的にというのは一体どういうことでしょうか?
家が散らかっているというのは、ママに余裕がないからだと推測できます。
ママも散らかっている家が好きな訳ではないと、旦那さんも分かっています。
だから家が散らかっているのは自分のせいでもあると、潜在意識ではわかっているのです。
家に帰ってきて、家の中が散らかった状態は、ママがイライラしている状態だと潜在的に認識しています。
忙しくて時間のないママはイライラしているでしょうし、ケンカも増えてしまいます。
これを逆に捉えてみると、帰ったら家の中がキレイに片づいていたら、ママもご機嫌なのではないかと考えるのです。
キレイに片づけまで出来ていれば、ママもスッキリして気持ちがよいでしょうからご機嫌になっています。
共働き子育てママでも対策をして少しでも楽しよう!

共働きで子育てをするって、本当に大変です。
さらに旦那さんの帰りが遅いとなると、さらに大変ですよね。
まずは、一旦頑張れている自分を褒めてください。
これからも、出来る対策をやりながら少しでも楽にできるように心がけてください。
一度にすべては無理かもしれませんが、出来るところから少しずつ対策していけば、変化があるでしょう。
完璧主義はやめて、適度に力を抜いて休めるときは休んで、自分自身を大切にしてください。