引っ越しや大掃除、模様替えで出た不用品。「業者に回収を頼みたいけれど、いくらかかるんだろう?」「WEBで見た格安料金は、本当なの?」——そんな疑問や不安を持つ方は多いものです。
不用品回収の料金は、頼み方や量によって変わり、決まった定価はありません。でも、料金体系と相場の目安、そして自治体の粗大ゴミ回収との使い分けを知っておけば、かしこく、お得に処分できます。
この記事では、暮らしを整えるプロの視点から、不用品回収の相場、料金の内訳、自治体との違い、業者の選び方、悪質業者を避けるコツ、そして費用を抑える方法まで、中立的にわかりやすく解説します。
お片づけ習慣化率97%不用品回収の料金体系は2つ

不用品回収業者の料金体系は、大きく2つに分かれます。一つは「単品回収」で、ソファや冷蔵庫など、品目ごとに回収料金が決まっているもの。もう一つは「トラック積み放題」で、トラックの荷台に積める範囲なら、何点でも定額で回収してもらえるものです。どちらも、これに人件費や階段費用(階上げ)、家電リサイクル料金などのオプションが加わることがあります。少量なら単品回収、大量なら積み放題がお得になりやすい、と覚えておきましょう。
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トラック積み放題の相場|サイズ別

大量の不用品を処分するときに便利な、トラック積み放題の相場の目安を見ていきましょう(金額は目安で、業者・エリア・量により変わります)。
軽トラック積み放題
軽トラック積み放題は、少量〜中量の処分向き。積載量は350kgほどで、ベッドやテーブル、小型家電数点が目安です。料金相場は、おおよそ8,000〜18,000円ほど(業者やエリア、追加の有無で幅があり、3万円前後になるケースもあります)。一人暮らしの引っ越しや、ワンルームの片づけなどに向いています。積みきれない大きさの家具は、解体費を払えば回収してもらえることもあるので、事前に量を伝えて相談しましょう。
1.5t・2tトラック積み放題
量が多いときは、より大きなトラックを。1.5tトラックは30,000〜50,000円ほど、2tトラックは60,000〜80,000円ほどが目安です。2tなら、タンス・ソファ・冷蔵庫・洗濯機など、1〜2人暮らしの大型家具・家電をまとめて積めます。引っ越しや、家まるごとの片づけ、まとまった処分に向いています。積み放題は、回収作業費や出張費が定額に含まれていることが多く、料金がわかりやすいのもメリットです。
WEBの格安表示に注意
「軽トラック積み放題◯◯円〜」といった格安表示を見かけますが、実際には追加料金で高くなることも。表示価格が最低条件だけのケースもあるので、鵜呑みにせず、必ず見積もりで総額を確認しましょう。
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単品回収の相場と、料金の内訳

処分する物が少ないときは、単品回収という選択肢もあります。
品目別の単品回収
単品回収は、ソファ、ベッド、冷蔵庫、洗濯機、タンスなど、品目ごとに料金が設定されています。数千円から、大型・重い物ほど高くなる傾向です。1〜2点だけなら、積み放題より単品のほうが安くすむことが多いです。
基本料金・人件費・処分費などの内訳
料金は、基本料金(収集運搬料)に、作業する人の人件費、階段での運び出し費用(階上げ)、処分費などが加わって決まります。出張費や、大型家具の解体費がかかることも。内訳が明確かを確認しましょう。
家電リサイクル料金は別途
エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビの4品目は、「家電リサイクル法」の対象。回収には、別途リサイクル料金がかかります。これらを処分するときは、リサイクル料金が含まれているかを確認しましょう。
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自治体の粗大ゴミ回収との違い・使い分け
不用品の処分は、業者だけでなく、自治体の粗大ゴミ回収という方法もあります。違いを知って、かしこく使い分けましょう。
自治体は安いが、自分で搬出・予約が必要
自治体の粗大ゴミ回収は、1点数百〜千円台と、とても安いのが魅力。ただし、事前に申し込みが必要で、収集日が決まっており、指定の場所まで自分で運び出さなければなりません。大きい物や重い物は、ひと苦労です。
業者は搬出してくれて、即日・大量もOK
不用品回収業者は、料金は高めですが、部屋からの運び出しをしてくれて、即日対応や、大量・大型の処分も可能です。「自分で運べない」「すぐに処分したい」「量が多い」というときに頼りになります。
かしこい使い分け方
少量で、自分で運び出せて、収集日まで待てるなら、安い自治体の回収がおすすめ。一方、大量・大型・即日・搬出が難しい、というときは業者が便利です。たとえば、ソファやタンスは自治体、自分で運べない大型家電や大量のゴミは業者、というように両方を組み合わせると、費用を抑えられます。引っ越しの期日が迫っているときなど、状況に応じて使い分けましょう。
失敗しない不用品回収業者の選び方
安心して頼むために、業者選びのポイントを押さえましょう。
相見積もりを取る
1社だけで決めず、複数社から見積もりを取って、総額とサービス内容を比べましょう。相場感がつかめ、極端に高い業者を避けられます。
回収品目・追加料金を事前に確認
回収してもらえる品目や、追加料金が発生する条件(家電リサイクル料・階上げ費など)を、事前に確認しましょう。見積もりは、総額を書面でもらうと安心です。
必要な許可があるか
家庭の不用品の回収には、自治体の「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。買取をする場合は「古物商許可」も。許可を持つ、信頼できる業者を選びましょう。
お片づけ習慣化率97%「無料回収」「格安」に注意|悪質業者を避ける
「無料で回収します」とアナウンスしながら街を巡回するトラックや、チラシ・WEBの極端な格安表示には、注意が必要です。いざ頼むと、「これは有料」「追加料金がかかる」と、あとから高額な請求をされるトラブルが、実際に多く報告されています。
また、無許可の業者は、回収した物を不法投棄したり、不適正に処理したりするリスクもあり、知らずに依頼するとトラブルに巻き込まれることも。「無料」「激安」という言葉だけで飛びつかず、許可の有無や口コミ、見積もりの総額をしっかり確認することが、自分を守るいちばんの方法です。
少しでも不安を感じたら、その業者は避けて、別の業者に相談しましょう。
不用品回収の費用を抑えるコツ
工夫しだいで、費用は抑えられます。
自治体の粗大ゴミと併用する
急がない物、自分で運び出せる物は、安い自治体の粗大ゴミ回収へ。どうしても自分では難しい物だけ業者に頼むと、トータルの費用を抑えられます。
買取・リユースを活用する
まだ使える家電・家具・ブランド品は、買取に出したり、リサイクルショップやフリマアプリで売ったりすると、処分費がかからず、むしろお金になることも。買取に対応した回収業者を選ぶのも手です。
相見積もりで比べる
くり返しになりますが、相見積もりは、適正価格で頼むための基本。料金とサービスを比べて、納得して選びましょう。
そもそも「ためない」|手放す習慣で費用も抑える
不用品回収は、暮らしをリセットするのに、とても便利なサービスです。でも、暮らしを整えるプロとして、いちばんお伝えしたいのは、「そもそも、不用品をためこまない」こと。物が増えすぎてから一気に処分すると、量も費用もかさみます。
でも、ふだんから「使わない物は、こまめに手放す」習慣があれば、不用品が大量にたまることはありません。たとえば、新しい物を一つ買ったら一つ手放す、季節の変わり目にクローゼットを見直す、1年使わなかった物は手放しを検討する、など。
小さな手放しを習慣にすれば、暮らしはいつもすっきり保て、回収を頼む頻度も量も、自然と減っていきます。それが、いちばんかしこく、お財布にも、地球にもやさしい方法です。
不用品回収の相場に関するよくある質問
Q. 不用品回収の相場は?
トラック積み放題は、軽トラックで8,000〜18,000円、2tトラックで60,000〜80,000円ほどが目安。単品回収は品目ごとに数千円〜です(業者・エリア・量により変動します)。正確な金額は見積もりで確認しましょう。
Q. 自治体と業者、どっちが安い?
1点ずつなら、自治体の粗大ゴミ回収(数百〜千円台)が安いです。ただし、自分で搬出・予約が必要。大量・大型・即日・搬出が難しいときは、業者が便利です。
Q. 無料回収は利用していい?
「無料回収」をうたう業者は、あとから高額請求をしたり、不法投棄をしたりするトラブルも報告されています。安易に利用せず、許可や口コミ、総額を確認しましょう。
Q. 費用を安くするには?
自治体の粗大ゴミと併用する、買取・リユースを活用する、相見積もりで比べる、といった方法が効果的です。
まとめ|相場を知って、かしこく不用品を手放そう
不用品回収の相場は、トラック積み放題が軽トラックで8,000〜18,000円、2tで60,000〜80,000円ほど、単品回収は品目ごとに数千円〜が目安です。料金体系と相場、そして自治体の粗大ゴミ回収との使い分けを知れば、お得に処分できます。
「無料回収」や格安表示には注意し、相見積もりや許可の確認を忘れずに。そして、いちばんの節約は、ふだんから物をためこまず、こまめに手放す習慣を持つこと。すっきりした暮らしで、気持ちのよい毎日を過ごしましょう。
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