片づけを習慣にしたいと思っていても、毎日の家事や育児に追われていると、なかなか思うように進みません。
「片づけなきゃ」と思いながら、気づけばテーブルの上に郵便物や子どものプリントがたまり、床にはカバンやおもちゃが置きっぱなしになっていることもありますよね。
この記事は、片づけを頑張りたいのに続かないママに向けて、無理なく片づけを習慣化するための考え方と、今日からできる行動についてお伝えしていきます。
片づけは、気合いで一気に終わらせるものではありません。
忙しい毎日の中でも続けられる形に変えていけば、少しずつ部屋も気持ちも整っていきます。
お片づけ習慣化率97%片づけを習慣化させるための基本

片づけを習慣にするには、気合いで一気に頑張るより、生活の中で無理なく続く形にすることが大切。
家事や育児で忙しいママにとって、まとまった片づけ時間を作るのは簡単ではありません。
だからこそ「今日はここだけ、10分だけ、これだけ手放す」というように、小さく区切って始めましょう。
完璧を目指すより、少し整った感覚を積み重ねることが、片づけを続ける力になります。
以下では、習慣化させるための基本的な考え方についてお伝えしていきます。
その場の勢いで始めない
片づけは、思いつきで始めるよりも、あらかじめ予定に入れておきます。
勢いだけで始めると、途中で子どもに呼ばれたり、別の家事が気になったりして、中途半端なまま終わるからです。
たとえば、
- 朝9時から10分だけ
- 午前中におもちゃ棚だけ
というように決めておくと、片づけが特別な作業ではなく予定のひとつになります。
短くてもいいので、いつやるかを先に決めておきましょう。
小さくてもいいから目標を決める
片づけは、家全体を一気にきれいにしようとしなくて大丈夫です。
範囲が広すぎると、どこから手をつければいいか分からず、始める前に疲れてしまいます。
- 今日はリビングの床だけ
- 今日はキッチンカウンターの上だけ
- 今日は子どものプリント類だけ
というように、小さな目標を決めましょう。
片づけ本や雑誌の特集を参考にしても問題ありません。
今の自分にできる範囲まで小さくすると、終わった実感が残り、次の片づけにも気持ちが向きます。
片づけをする時間を決める
片づけは、時間を決めてから始めましょう。
時間を決めないと、ダラダラ続いたり、別の家事に流れたりして、片づけそのものが終わりません。
まずは10分だけで十分です。
タイマーをかけて、床に出ているものを戻す、テーブルの上を整えるなど、できることだけやってみましょう。
たった10分でも部屋が少し整うと、気持ちもスッキリします。
慣れてくると、洗濯物をたたむ、床を拭く、本を読むなど、スキマ時間の使い方も上手になります。
考えずに動く癖をつける
片づけを習慣にするには、考えすぎる前に少し手を動かすことが大切です。
残すか捨てるか、どこに置くかを毎回じっくり考えていると、それだけで時間が過ぎます。
まずは、
- 明らかなゴミを捨てる
- 使ったものを戻す
- 床に落ちているものを拾う
など、迷わずできることから始めます。
やる気が出てから動くのではなく、少し動くから気持ちが乗ってきます。
小さな動き出しを作ることが、片づけを続けるコツです。
シングルタスクで進める
片づけをするときは、片づけだけに集中しましょう。
特に、片づけと掃除は分けて考えます。
掃除まで始めると、物は減っていないのに、頑張った気分になって終わります。
たとえば、おもちゃを整理するつもりが棚のホコリを拭き始める、キッチンの物を減らすつもりがシンク掃除に移る、ということはよくあります。
まずは10分だけ、テレビやスマホを見ずに片づけだけに意識を向けてください。
短い時間でも一つの作業に絞ると、片づけが進んだ実感を得られます。
おもちゃの片づけ方については、以下の記事も参考にしてください。
>おもちゃが片づかない|子どもと整理・収納できる10のアイデア・ルール
片づけの習慣化を定着させやすくするポイント

片づけを続けるには、頑張る気持ちだけではなく、元に戻しやすい環境を作ることが大切です。
毎回どこにしまうか考えたり、遠い場所まで戻しに行ったりする状態では、忙しい毎日の中で片づけが後回しになります。
特に家族で暮らしている場合は、自分だけが分かる収納ではなく、家族みんなが迷わず戻せる仕組みにしておくと良いでしょう。
以下では、片づけの習慣化が定着しやすくなる工夫を紹介します。
モノの住所を決める
片づけをラクにするには、モノの住所を決めます。
戻す場所が決まっていないモノは、とりあえず床やテーブルに置かれ、そのまま散らかってしまいます。
住所を決めるときは、使う場所の近くに置くのが基本です。
掃除道具はリビングの近く、文房具は書類を書く場所の近くに置くと、使ったあとすぐ戻せます。
また、薬、文房具、掃除道具など、同じジャンルのモノはまとめましょう。
家族で使うモノは、ラベルを貼ると便利です。
ママだけが分かる収納ではなく、家族みんなが戻せる収納にしておくと、片づけの負担が軽くなります。
収納は片づけやすい位置に
収納は、空いている場所ではなく、戻しやすい場所に作ります。
よく使うモノを高い棚や奥の箱に入れると、使うたびに戻すのが面倒になります。
毎日使うモノは、目線から腰の高さあたりに置きましょう。
反対に、たまにしか使わないモノは上段や奥で大丈夫です。
戻すまでの動作は少ないほど続きます。
「カゴに入れるだけ、引き出しに戻すだけ、フックに掛けるだけ」このくらい簡単な収納が、忙しいママにはちょうどいいです。
収納の方法については、以下の記事も参考にしてください。
>収納上手な部屋にするには?片づけられる人がやっている3つのステップ
床やテーブルにモノを置きっぱなしにしない
床やテーブルにモノを置きっぱなしにしないようにしてください。
床にカバン、テーブルに郵便物、イスに上着…など、ひとつ置くと、いつの間にかモノの置き場になります。
毎日使うカバンや上着、子どもの通園・通学アイテムは、フックやポールハンガーに掛ける収納にします。
帰ってきたら掛けるだけなので、子どもにも伝えやすいです。
郵便物やプリントは、テーブルではなく専用の一時置き場に入れます。
全部をその場で仕分けできなくても大丈夫です。
置く場所を決めておくだけで、テーブルの散らかりは防げます。
| 毎日片づけができない ついまとめて片づけて…イライラ \今やることは習慣化を身につけること/ 片づけ習慣化講座について |
片づけの「まず一歩」が進まないときのポイント

片づけたい気持ちはあるのに動けないときは、やる気がないのではなく、片づけを大きく考えすぎているだけです。
週末にまとめてやろう、連休に一気に捨てようと思うほど、始めるまでのハードルは上がります。
まずは今日できる小さな行動に変えましょう。
以下では、一歩を踏み出すための方法について解説します。
片づけのハードルを下げて考える
片づけは、最初から大きく変えようとしなくて大丈夫です。
今の自分ができる量まで小さくしましょう。
週末に一気に片づけようと思っても、実際は子どもの予定や家事、自分の休みたい気持ちで後回しになります。
だからこそ、今日できることだけをしましょう。
引き出し全部ではなく、引き出しの中のレシート1枚。クローゼット全部ではなく、着ていない服1枚。それで十分です。
1日1個でも、手放せたら片づけは進んでいます。
まずはいらないものを捨てる
片づけの最初は、収納を整えるよりも、いらないものを減らします。
モノが多いまま収納を考えると、しまう場所を作るだけで疲れてしまいます。
判断するときは、いるかいらないかではなく、今使っているかで考えましょう。
いるかどうかで考えると、いつか使うかも、大切かもと思って手が止まります。
DMやチラシ、子どものプリントは、家に入ってきた時点で仕分けましょう。
全部を完璧に整理しなくても大丈夫です。
まずは明らかにいらないものを1つ捨てる。そこから始めます。
お片づけ習慣化率97%どうしても片づけの習慣化ができない人のためのすぐできる習慣

片づけを習慣にできないときは、やることをもっと小さくします。
- 1つ捨てる
- 1つ買ったら1つ減らす
- 何かのついでに少し片づける
このくらいで大丈夫です。
小さな行動でも、毎日続けることで家の中にモノをため込まない流れができます。
1日1捨て
片づけが苦手な人は、まず1日1つだけ捨てることから始めます。
たくさん捨てようとすると迷いますが、1つなら今日からできます。
捨てるモノは、お財布のレシート1枚でも、ポケットに入っていたゴミでも大丈夫です。
大切なのは、家からモノを減らす意識を持つことです。
余裕がある日は2つ、3つでも構いません。
毎日少しずつ外へ出す習慣がつくと、家の中にモノがたまりにくくなります。
1つ買ったら1つ捨てる
モノを増やしすぎないためには、1つ買ったら1つ捨てるルールを作りましょう。
収納スペースには限りがあるので、入れるだけではすぐにあふれます。
たとえば新しい服がほしいと思ったら、クローゼットの中で手放せる服があるかを先に考えてみてください。
減らせる服があれば買う、減らせないなら今回は買わない。この流れにすると、衝動買いも減ります。
買う前に減らすモノを考えると、本当に必要なモノだけを選べます。
ついでに少しの片づけ
片づけは、わざわざ時間を作らなくても、何かのついでにできます。
毎日の行動にくっつけると、片づけの負担がぐっと軽くなります。
たとえば郵便物は、テーブルに置く前にその場で仕分けます。
ポストから取って家に入ったら、必要なものだけ残し、DMやチラシはすぐゴミ箱へ。
ゴミ箱を郵便物の置き場の近くに置いておくと、処分までの流れがスムーズです。
買い物袋を片づけるついでにレシートを捨てる、洗面台を使ったついでに出ているものを戻す。こうした小さなついで片づけが、散らかりをためない習慣になります。
| どうしても片づけが習慣化できない… \片づけ方法よりも考え方かも?/ 片づけ習慣化講座について |
片づけの習慣化を目指す際に気をつけてほしいこと
片づけを習慣にしたいときほど、頑張り方を間違えないことが大切です。
片づけできない自分を責めたり、先に収納グッズを買ったりすると、かえって手が止まります。
まずは、今できることに集中しましょう。
片づけできない自分を責めない
片づけ中に、できなかった自分を責める必要はありません。
捨てる作業をしていると、こんなに買わなければよかった、もっと早く片づければよかった、と思うこともあります。
でも、片づけの時間にやることは反省ではなく、不用品を手放すことです。
落ち込むことに気持ちを使ってしまうと、手が止まります。
過去の買い物や散らかった理由は、片づけが終わってから振り返れば大丈夫です。
今は、目の前の1つを処分するだけで十分です。
自分を責めるより、今日少し動けたことを認めましょう。
収納グッズは増やさない
片づけを始めたばかりの段階では、収納グッズを増やしすぎないようにしましょう。
片づいていない状態で収納グッズを買うと、不要なモノをしまい込むだけになります。
まずは、今あるモノの量や使い方を見直してください。
本当に使っているモノだけを残し、無理なく戻せる場所を決めることが先です。
収納グッズは、その仕組みが見えてから選びましょう。か
わいいボックスや便利そうなケースを見ると欲しくなりますが、先に買うと管理するモノが増えます。
収納グッズは、片づけを始める道具ではなく、整ったあとに使いやすくするための道具です。
片づけの習慣化は小さく始めるところから
片づけを習慣にするために、最初から完璧を目指す必要はありません。
家中を一気にきれいにしようとすると、時間も気力も必要になり、忙しい毎日の中では続きません。
まずは、小さな行動で大丈夫です。
小さくても、自分で動けたという感覚が残ると、片づけは少しずつ日常の中に入っていきます。
| 45日で片づけを習慣化 \こんな私でも片づけができた/ 片づけ習慣化講座 |


