「リビングクローゼットがあるのに、うまく使いこなせない」「何を入れればいいかわからず、とりあえず物を詰め込んでいる」——リビングクローゼットの収納に悩んでいる方は意外と多いです。
リビングクローゼットは、家族が日常的に使うアイテムをまとめて収納できる非常に便利なスペースです。しかし、「何を入れるか」と「どう入れるか」を計画しないまま使い始めると、あっという間にゴチャゴチャになってしまいます。
国土交通省の「住生活総合調査」でも、住環境の満足度が暮らし全体の充実感に大きく影響することが報告されています(参考:国土交通省「令和5年住生活総合調査」)。リビングクローゼットが整えば、リビング全体がスッキリし、家族みんなが快適に過ごせる空間になります。
この記事では、リビングクローゼットに何を入れるべきか、収納のコツ、奥行きのあるクローゼットの活用法、おすすめの収納グッズ、家族みんなが使いやすい仕組みづくり、そしてリビングクローゼットがない場合の代替案まで、まとめてお伝えします。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| リビングクローゼットとは? | リビングに設けた大容量の収納スペース | 衣類だけでなく日用品や書類、掃除道具まで一か所にまとめて収納できるリビング専用のクローゼットです。 |
| リビングクローゼットには何を入れる? | 日用品・文房具・書類・掃除道具・薬・子どもの学用品 | リビングで使う物を中心に、家族みんなが使う共有アイテムをまとめて収納するのが基本です。 |
| 収納のコツは? | カテゴリ分け+使用頻度×高さ+ラベリング | 同じ種類のものをまとめ、よく使うものは中段に、ラベルを貼って誰でも戻せるようにしましょう。 |
| 奥行きがあるリビングクローゼットの活用法は? | 手前と奥で使用頻度を分ける二重活用 | 手前によく使うもの、奥に使用頻度の低いストック品や季節物を配置すると効率的です。 |
| おすすめの収納グッズは? | ボックス・ファイルスタンド・引き出しケース・突っ張り棒 | 統一感のあるボックスで隠す収納に、ファイルスタンドで書類整理に、突っ張り棒で壁面活用に。 |
| リビングクローゼットが散らかる原因は? | 定位置が決まっていない・物が多すぎる | 入れる物と量をルール化し、不要な物は定期的に見直して物の総量をコントロールしましょう。 |
| 家族みんなが使いやすくするには? | ラベルを貼り、子どもの手が届く高さにも定位置をつくる | 誰が見てもわかる「見える化」と、家族の動線に合った配置が、使いやすさの鍵です。 |
| リビングクローゼットがない場合は? | 壁面収納やテレビボード収納で代用できる | 既存の家具を活用して「リビングの物をまとめて収納できる場所」をつくれば、同等の効果が得られます。 |
【この記事でわかること】
- リビングクローゼットに何を入れるべきかの選び方
- 収納がスッキリ整う3つの基本ルール
- 奥行きがあるリビングクローゼットの賢い活用法
- 家族みんなが使いやすい仕組みのつくり方
- リビングクローゼットがない場合の代替アイデア
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リビングクローゼットには何を入れる?
リビングクローゼットに入れるべき物は、「リビングで使う頻度が高い物」と「家族全員が共有する物」が基本です。以下に代表的なアイテムを挙げます。
日用品のストック(ティッシュ、ウエットティッシュ、マスクなど)、文房具(ペン、ハサミ、のり、セロテープ)、書類(郵便物、取扱説明書、保険証券)、薬・救急箱、掃除道具(ハンディモップ、フローリングシート、ウタマロなど)、子どもの学用品(ランドセル、教科書、プリント類)、電子機器(プリンター、Wi-Fiルーター、充電器)——こうしたリビングで使う物を一か所にまとめることで、「あれどこ?」が激減します。
逆に、リビングクローゼットに入れないほうがよい物は、衣類(衣類はベッドルームのクローゼットへ)、食品(パントリーやキッチンへ)、使用頻度が極端に低い季節用品(押入れや物置へ)です。「リビングで使う物」に特化することで、収納の使いやすさが格段に上がります。
整理収納のプロの視点では、リビングクローゼットに入れる物を選ぶ際に「この物はリビングのどのシーンで使うか?」と考えるのがおすすめです。食事のとき、テレビを見るとき、子どもが宿題をするとき、掃除をするとき——使うシーンが明確な物は、リビングクローゼットに入れる意味があります。逆に使うシーンが思い浮かばない物は、別の場所にしまったほうが合理的です。
リビングの片づけについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▶ 関連記事:リビングの片づけはどこからすべき?すっきりさせるためのポイント
リビングクローゼットの収納3つの基本ルール
ルール1:カテゴリ別にゾーンを分ける
「文房具ゾーン」「書類ゾーン」「日用品ストックゾーン」「掃除道具ゾーン」のように、カテゴリ別にエリアを分けてしまうのが整ったリビングクローゼットの第一歩です。異なるカテゴリの物が混在すると、探すのも戻すのも大変になります。ボックスやケースでゾーンを区切ると、視覚的にも整理されて見えます。
ルール2:使用頻度×高さで配置を決める
毎日使う物(文房具、ティッシュ、薬)はゴールデンゾーン(目線〜腰の高さ)に配置。たまに使う物(取扱説明書、防災用品)は上段に。重い物やストック品は下段に置きます。この配置を守るだけで、出し入れのストレスが大幅に減ります。
ルール3:ラベルを貼って「見える化」する
ボックスや引き出しにラベルを貼ると、家族全員が「何がどこに入っているか」を一目で把握でき、使ったら正しい場所に戻せるようになります。子ども向けにはひらがなやイラストのラベルが効果的です。ラベリングは、リビングクローゼットの整った状態を維持するための最強の仕組みです。
収納上手な部屋づくりのコツについては、こちらの記事もおすすめです。
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奥行きがあるリビングクローゼットの活用法
奥行きのあるリビングクローゼットは、「奥の物が取り出しにくい」「奥に何を入れたか忘れる」という悩みが生じやすいスペースです。解決のポイントは「手前と奥の使い分け」です。
手前にはよく使う物(日用品、文房具、薬)を配置し、奥には使用頻度の低いストック品や季節物を収納します。引き出し式のケースやキャスター付きワゴンを使えば、奥の物も手前に引き出して取り出せるため、デッドスペースになるのを防げます。
奥行きが深い場合は、突っ張り棒を設置して掃除道具やバッグを吊るす「壁面活用」も効果的です。床面にはキャスター付きのワゴンを置き、上段には軽いボックスを配置するなど、立体的に空間を使い切りましょう。
押入れの奥行き活用アイデアについては、こちらの記事も参考になります。
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リビングクローゼットにおすすめの収納グッズ
統一感のある収納ボックス
日用品やストック品は、同じシリーズのボックスに入れて並べましょう。フタ付きのボックスならホコリを防げ、オープンタイプなら出し入れがスムーズです。色やサイズを揃えると見た目もスッキリ整います。
ファイルスタンドで書類を立てて管理
取扱説明書、保険証券、学校のプリントなどの書類は、ファイルスタンドに立てて管理すると一目で見渡せ、必要な書類をすぐに取り出せます。「家電」「保険」「学校」などカテゴリ別にファイルを分けてラベルを貼ると、管理がさらにラクになります。
突っ張り棒で壁面を活用
クローゼットの壁面に突っ張り棒を設置し、S字フックでバッグや掃除道具、帽子などを吊り下げる「浮かせる収納」もおすすめです。床に物を置かないことで掃除もしやすくなり、クローゼット全体がスッキリします。
お片づけ習慣化率97%家族みんなが使いやすいリビングクローゼットにするには
リビングクローゼットは家族全員が使う共有スペースです。自分だけが把握している収納では、他の家族は物を見つけられず、戻す場所もわからなくなります。
子どもが使うランドセルや教科書は、子どもの手が届く中段〜下段に専用のスペースを設けることが大切です。帰宅したらランドセルをここに置く、というルールを決めるとリビングが散らかりにくくなります。棚にイラストや写真付きのラベルを貼っておくと、幼い子どもでも自分で戻せるようになります。
家族で「リビングクローゼットに入れていいもの」と「入れないもの」のルールを共有し、定期的に見直すことで、スッキリした状態をキープできます。「使ったら必ず戻す」を家族の共通ルールとして定着させましょう。最初は声かけが必要ですが、仕組みが整っていれば、子どもでも自然と習慣になっていきます。
リビングクローゼットがない場合の代替アイデア
「うちにはリビングクローゼットがない」という方でも、リビング収納を充実させる方法はあります。
壁面収納を設置する、テレビボードの中に日用品をまとめる、カラーボックスにボックスを入れて「隠す収納」をつくる——これらの方法で、リビングクローゼットと同等の収納力を確保できます。大切なのは「リビングで使う物をまとめて収納できる定位置」をつくることです。形にこだわらず、自分の家に合った方法を選びましょう。
マンションなどで収納スペースが限られている場合は、リビングの一角にスチールラックを置き、ボックスとカゴで「見た目はスッキリ、中身は機能的」な簡易クローゼットをつくるのもおすすめです。リビングのインテリアに馴染むデザインのラックやボックスを選べば、生活感を抑えながら収納力を確保できます。
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リビングクローゼットが散らかる原因と対策
「リビングクローゼットがあるのにリビングが散らかる」——その原因は、収納の仕組みに問題があるケースがほとんどです。
物の定位置が決まっていないと、使ったあと「とりあえず」で適当に入れてしまい、あっという間にゴチャゴチャになります。また、物の量がクローゼットの容量を超えていると、詰め込みすぎて出し入れが大変になり、結局リビングに物が溢れ出します。
対策は、まず不要な物を手放して物量を適正にすること。そして、すべての物に定位置を決め、使ったら必ず戻すルールを家族で共有することです。収納量はクローゼットの8割を目安に余白を残し、新しい物を入れたら古い物をひとつ手放す「ワンイン・ワンアウト」のルールを守りましょう。季節の変わり目など年に2〜4回、中身を見直す習慣をつけると、不要な物が溜まるのを未然に防げます。
片づけのコツについて詳しくは、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▶ 関連記事:片づけのコツ&捨てワザ|苦手な人でも続く方法をプロが解説
片づけの習慣化について詳しくは、こちらの記事もチェックしてみてください。
▶ 関連記事:片づけを習慣化するコツ|忙しいママでも続く小さな片づけ術
子どものおもちゃ収納に悩んでいる方は、こちらの記事も参考になります。
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まとめ
リビングクローゼットは、「リビングで使う物」を一か所にまとめて収納できる便利なスペースです。入れるべき物は日用品、文房具、書類、掃除道具、薬、子どもの学用品など。カテゴリ別にゾーンを分け、使用頻度×高さで配置し、ラベルで見える化するのが収納の基本ルールです。
奥行きがある場合は手前と奥で使用頻度を分け、引き出しケースやキャスター付きワゴンで奥の物も取り出しやすくしましょう。家族全員が使いやすいように、子どもの手が届く高さに専用スペースを設け、ラベルで「見てわかる収納」にすることが大切です。
リビングクローゼットが整えば、リビング全体がスッキリし、探し物の時間がなくなり、家族の暮らしに余裕が生まれます。テーブルの上に物が散乱したり、床に書類やおもちゃが散らかったりすることもなくなり、リビングが「家族が心地よく過ごせる場所」に変わります。
まずはクローゼットの中身を全部出して、「本当にリビングで使う物か?」を見直すところから始めてみてください。もし「家全体の収納を見直したい」と感じたら、お片づけ習慣化のプロに相談するのもひとつの方法です。お片づけ習慣化のポイントを押さえれば、45日で片づけが自然とできる暮らしを目指せます。
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