「洗濯物がなんだか臭う」「黒いカスが出てくる」——市販の洗濯槽クリーナーを使っても取れないと、「そろそろ業者に頼んだほうがいいのかな」と考えますよね。でも、料金がいくらかかるのか、どう選べばいいのか、わからず迷っている方も多いのではないでしょうか。
プロの分解洗浄は、自分では届かない奥の汚れまで落とせるのが魅力です。この記事では、暮らしを整えるプロの視点から、洗濯機の掃除を業者に頼むと何をしてくれるのか、料金相場、頼むべきサイン、失敗しない業者の選び方、そして頼んだあときれいを保つ習慣まで、中立的にわかりやすく解説します。
お片づけ習慣化率97%洗濯機の掃除を業者に頼むと何をしてくれる?

まずは、業者に頼むとどんな掃除をしてくれるのかを知っておきましょう。
分解洗浄=パーツを分けて丸ごと洗う
業者の洗濯機掃除は、「分解洗浄」が基本です。洗濯槽やホースなどのパーツを取り外し、高圧洗浄機などで一つひとつ丸洗いします。自分では手の届かない奥の汚れまで落とせるのが、いちばんの特徴です。洗濯槽の裏側は、長年使ううちに石けんカスや黒カビがびっしり溜まりやすい場所。ここを徹底的に洗えるのが、プロならではの強みです。
分解しない「除菌洗浄」との違い
洗濯機クリーニングには、分解する「分解洗浄」と、分解しない「除菌洗浄」があります。除菌洗浄は分解しないぶん手軽で料金も抑えめですが、汚れの落ちる範囲は限られます。洗濯槽の裏まで徹底的にきれいにしたいなら、洗濯槽を取り外して洗う分解洗浄が安心です。どちらに対応しているかは業者によって異なります。
作業範囲(洗濯槽・本体・洗濯パンなど)
一般的な作業範囲は、洗濯槽の取り外し洗浄、本体の内側・外側、洗濯パン(防水パン)、作業場所の簡易清掃まで。業者によって内容は異なるので、申し込み前に確認しておきましょう。
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業者の洗濯機掃除の料金相場

いちばん気になる料金の目安を見てみましょう。機種によって相場が変わります。なお、料金はあくまで目安で、業者や時期によって異なります。
縦型は約1.2〜1.7万円が目安
縦型洗濯機の分解洗浄は、おおよそ1.2〜1.7万円が料金の目安です。構造が比較的シンプルで分解しやすいため、ドラム式より安価な傾向があります。一般的な家庭用の縦型であれば、この範囲に収まることが多いでしょう。
ドラム式は約2〜4万円が目安
ドラム式洗濯機は構造が複雑で分解の手間がかかるため、約2〜4万円が目安です。乾燥機能付きなど、パーツが多く作業が難しい機種ほど、料金は高めになります。高価な機種が多いぶん費用もかかりますが、定期的に手入れすることで、長く使えることを考えると、決して高すぎる出費ではありません。
追加・オプション料金に注意
容量の大きいタイプや、分解が難しいメーカーの機種は、基本料金に数千円の追加料金がかかることがあります。料金は「総額でいくらか」を、必ず申し込み前に確認しましょう。
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自分で掃除するのと、業者に頼むのはどう違う?

「市販クリーナーで十分では?」と思うかもしれません。両者の違いを知っておきましょう。
市販クリーナーは「表面」しか落とせない
市販の洗濯槽クリーナーは、洗剤を入れて浸け置きするだけで手軽です。ただし、汚れが落ちるのは、水に浸かる部分や洗濯槽の表面が中心。洗濯槽の裏側など、奥の見えない汚れまではなかなか届きません。日々のお手入れには十分ですが、こびりついた汚れを根本から落とすには限界があります。
業者は分解して「奥」まで洗える
業者は洗濯槽を取り外し、裏側や奥のパーツまで丸ごと洗います。届く範囲がまったく違うため、市販クリーナーで取れなかった臭いや黒カビも、すっきり落とせます。ドラム式の場合は、分解洗浄によって乾燥フィルター周辺もきれいになり、乾燥時間が短くなることもあるといわれています。
時間と手間・故障リスクの違い
自分で分解しようとすると、丸1日かかるうえ、ネジや部品の管理が難しく、元に戻せなくなったり故障させたりするリスクもあります。プロなら縦型で2〜3時間、ドラム式で3〜4時間ほどで、確実に仕上げてくれます。時間と労力、そして失敗の心配がない安心感を考えると、業者に頼む価値は大きいといえます。
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洗濯機掃除を業者に頼むべきサイン
次のようなサインが出ていたら、業者に頼むタイミングかもしれません。
洗濯物が臭う
洗ったはずの洗濯物が生乾きのように臭うのは、洗濯槽の裏に汚れやカビが溜まっているサインです。市販クリーナーで改善しないなら、分解洗浄を検討しましょう。
黒いカス(黒カビ)が出る
洗濯物に黒い点やカスがつくのは、洗濯槽の裏の黒カビがはがれてきている状態です。かなり汚れが進んでいるサインなので、早めの対処がおすすめ。市販クリーナーで一時的に減っても、すぐに再発するようなら、裏側に汚れが根づいている証拠です。
2〜3年掃除していない
プロによると、分解洗浄の理想的な頻度は2〜3年に1回。しばらく掃除していない場合は、目に見えなくても汚れが溜まっている可能性があります。
お片づけ習慣化率97%失敗しない業者の選び方5つのポイント
安心して任せられる業者を選ぶために、次の5つを確認しましょう。
分解洗浄に対応しているか
業者によっては、分解せずに洗う簡易的なサービスのこともあります。しっかり洗いたいなら、「分解洗浄」に対応しているかを確認しましょう。
料金は「総額」で確認する
基本料金が安くても、オプションで高くなることがあります。追加料金を含めた「総額でいくらか」を、見積もりの段階ではっきりさせておくと安心です。「基本料金◯円」という表示だけで判断せず、自分の機種だと最終的にいくらになるのかを確認しましょう。複数の業者を比べると、相場感もつかめます。
口コミ・実績を確かめる
実際に利用した人の口コミは、技術力や対応の良さを知る大切な手がかりです。作業前後の写真を見せてくれるか、説明が丁寧かなども、満足度に直結します。極端に評価が低い業者や、口コミが極端に少ない業者は慎重に。良い点だけでなく、気になる点にも目を通しておくと安心です。
保証・アフターサポートがあるか
万が一、作業後に不具合が起きたときのために、保証やアフターサポートがある業者を選ぶと安心です。対応内容を事前に確認しておきましょう。
自分の機種(ドラム式)に対応しているか
ドラム式や特殊なメーカーの機種は、対応していない業者もあります。自分の洗濯機の種類・メーカーに対応しているかを、必ず確かめましょう。
業者に依頼する流れと所要時間
依頼の流れは、①見積もりを取る ②比較して予約 ③当日作業 ④仕上がり確認、が基本です。複数の業者から見積もりを取って比べると、料金もサービスも納得して選べます。作業時間の目安は、縦型で2〜3時間、ドラム式で3〜4時間ほど。当日は、洗濯機まわりを片づけ、作業スペースを空けておくとスムーズです。作業後は、汚れの状態や仕上がりを一緒に確認しましょう。
業者に頼んだあと、きれいを保つ習慣
せっかくきれいにしてもらったら、その状態を長く保ちたいもの。暮らしを整えるプロとして、予防の習慣をご紹介します。
月1回、市販の洗濯槽クリーナーを使う
分解洗浄のあとは、月1回ほど市販の洗濯槽クリーナーを使うと、きれいが長持ちします。表面の汚れをこまめに落とすことで、次に業者へ頼むまでの間隔も延ばせます。塩素系のクリーナーは除菌力が高く、酸素系は汚れをはがし落とすのが得意。目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
使用後はフタを開けて乾燥させる
洗濯機の中の湿気は、カビの大好物です。使ったあとはフタを開けて、しっかり乾燥させましょう。それだけで、黒カビの発生をぐっと抑えられます。洗剤や柔軟剤の入れすぎも汚れの原因になるので、適量を守ることも、清潔を保つポイントです。
糸くずフィルター・パッキンをこまめに
糸くずフィルターのゴミを毎回取り除き、ドラム式ならパッキンの水分や汚れも拭き取りましょう。小さなお手入れの積み重ねが、清潔を保ついちばんのコツです。
洗濯機掃除の業者に関するよくある質問
Q. 洗濯機掃除の業者料金はいくらですか?
機種によって異なり、縦型は約1.2〜1.7万円、ドラム式は約2〜4万円が目安です。容量や機種によって追加料金がかかることもあるため、総額で確認しましょう。
Q. どのくらいの頻度で頼めばいい?
2〜3年に1回が理想とされています。ただし、臭いや黒いカスが出たら、その都度依頼のサイン。使用頻度や洗濯物の量によっても、汚れ方は変わります。
Q. ドラム式と縦型で料金は違う?
違います。ドラム式は構造が複雑で分解の手間がかかるため、縦型より高めです。ドラム式は高価な機種が多いので、定期的なクリーニングが長持ちにもつながります。
Q. 自分で掃除すれば業者は不要?
普段は市販クリーナーでのお手入れで十分なことも多いです。ただし、臭いや黒カビが取れない、数年掃除していないといった場合は、分解洗浄でしか落とせない汚れがあるため、業者の利用がおすすめです。「日常は自分で、数年に一度はプロに」と使い分けると、コストを抑えながら清潔を保てます。
まとめ|業者の洗濯機掃除は、サインと選び方を押さえれば安心
洗濯物の臭いや黒いカスが市販クリーナーで取れないときは、業者の分解洗浄の出番です。料金の目安は、縦型で約1.2〜1.7万円、ドラム式で約2〜4万円。総額・口コミ・保証・対応機種を確認して選べば、失敗を防げます。普段のお手入れは自分で、数年に一度はプロに——と上手に使い分けるのがおすすめです。そして、頼んだあとは、月1回のクリーナーやフタを開けて乾燥させる習慣で、きれいを長くキープ。上手に業者の力を借りながら、清潔で気持ちのよい洗濯を続けていきましょう。
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