お風呂掃除って、本当にめんどくさいですよね…。
- 「掃除してもすぐに水アカが…」
- 「毎日やることが多くてお風呂掃除がめんどくさい…」
- 「冬場は寒すぎて掃除する気が起きない」
お風呂掃除には、上記のような悩みが尽きないでしょう。
モチベーションが上がらないお風呂掃除ですが、コツや習慣を身につけることで「めんどくさくない!」という状態にできます。
お風呂掃除の時間がぐっと短縮されれば、自分の好きなことに時間を使えるので一石二鳥です。
本記事の内容を参考に、ぜひ「ラクで快適なお風呂掃除」の方法を身につけましょう!
目次
お風呂掃除がめんどくさい理由5選

まずは、下記5つのお風呂掃除がめんどくさい理由を紹介します。
- 汚れが落ちにくい
- 掃除する箇所が多い
- 掃除する姿勢が辛い
- 疲れている
- 寒い
①汚れが落ちにくい
お風呂掃除は湿気もたまりやすいことから、頑固な汚れが目立ち、洗剤だけでは落ちにくいのが掃除をめんどくさくしています。
お風呂掃除のおもな汚れはカビや水アカなので、普通に掃除するだけだとかなり落ちにくいですよね。
しかも隙間が多いので、ただのスポンジでは掃除できない箇所もあります。
カビキラーなどで掃除すればいいのですが、コストも労力もかかってしまいめんどくさく感じますよね。
お風呂の汚れを落とすにはある程度の労力が必要で、余計に掃除をめんどくさいと思わせてしまうのです。
②掃除する箇所が多い
お風呂は掃除する箇所が多いのも、めんどくさい理由の1つです。
バスタブをサッと掃除するだけならまだしも、ほかに壁や棚、シャワーや蛇口周りも気になるところ。
また、それぞれに汚れの種類も異なります。
さらに一番の汚れポイントは、排水溝です!
絡まった髪の毛を一生懸命取り出したり、ヌメリを取ったりする作業は、できることならやりたくないですよね。
掃除する箇所が多く、またヌメりを伴う汚れなども多いことから、つい後回しにしてしまいます。
③掃除する姿勢が辛い
バスタブをこすったり、排水溝を掃除したりする時は、濡れないように気を付けながら中腰になって掃除する場面も多いでしょう。
この姿勢は腰にも負担がきますが、意外に太ももや膝にも負荷がかかります。
すでに1日の仕事や家事、育児を終えた後にこの作業は憂鬱です。
掃除する体勢がつらいから、めんどくさく感じてしまうのは当然でしょう。
④疲れている
そもそも、疲れているからお風呂掃除がめんどくさい、という理由もあります。
主婦の皆さんは、お風呂掃除以外にも毎日行わないといけない家事がたくさんありますよね。
仕事もして、家事をして、やっとゆっくり過ごせるお風呂時間。
「お風呂あがりに掃除をしたほうがいい」とはわかっていても、疲れているなかキツい姿勢で掃除する箇所も多いお風呂掃除は憂鬱です。
そのため、日々の家事のなかに無理なく取り入れられるお風呂掃除の方法を身につけて、負担を減らすことが重要です。
⑤寒いから
特に冬場のお風呂はかなり冷えるため、めんどうに感じてしまうのは当然ですね。
お風呂あがりに掃除をするのもラクですが、換気をしながらやる場合はせっかく温まったのに体が冷えてしまいます。
そうなると「もう今日はやらなくていいや」という気持ちになってしまいますよね。
そうしてお風呂掃除を後回しにすればするほど、頑固な汚れができてしまい、ますますお掃除が大変になります。
毎日お風呂掃除をしている家庭は4軒に1軒!

「毎日の掃除がめんどくさいのは私だけ?」と不安に思っていませんか?
実際には、毎日お風呂掃除をしている家庭は多くありません。
ある住宅設備メーカーが行った調査では、毎日掃除するという方は約29%とおよそ4軒に1軒という結果でした。
さらに、2~3日に1回掃除するという家は約23%という結果でした。
お風呂掃除がめんどくさいと感じていたり、お掃除がなかなかできていなかったりする家庭は意外にたくさんあるのが現状です。
そのため、毎日掃除できていなくても、自信をなくしたり落胆したりする必要はありません。あなたの無理の無い範囲で行えば大丈夫なんです。
でも、できれば掃除をめんどくさいと思わないで習慣化させたり、ちょっとした掃除や片づけのコツを身につけてお風呂や家全体が綺麗に保てたら嬉しいですよね!
空いた時間で好きなことをやってみたり、家族とゆっくり過ごせる時間が増えれば、もっと楽しい毎日が送れるのではないでしょうか?
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めんどくさいお風呂掃除がラクになる方法6選

めんどくさいお風呂掃除をラクにする6つの方法を紹介します。
どれも役に立つ対策ばかりなので、ぜひ試してみてください!
①ながら掃除
「ながら掃除」でお風呂掃除を簡単にしてしまいましょう!
ながら掃除とは、何か別の作業を”しながら”、ついでに掃除もしてしまうことです。
たとえばお風呂掃除では、体を洗っている時に出た泡を使ってブラシで浴室内を掃除する方法があります。
ほかにも、お湯に使っている最中に、バスタブの手すりや外側なども掃除できますよね。
このように簡単な”ながら掃除”をすれば、お風呂に入っている最中に掃除が済むので、めんどくさいという気持ちも少なくなります。
②お風呂の床に物を置かない
床にシャンプーのボトルやイス、洗面器などを置いたままにしておくと、ヌメりができて掃除する箇所が増えてしまいます。
これらを解決するには、当たり前ですが物を床に置かないことが一番です。
たとえば、シャンプーのボトルは棚に置くのもいいですが、吊るしたり、壁に磁石で貼り付けられたりする便利な収納グッズがあります。
お風呂掃除のスポンジも直接壁に貼り付けられるタイプのものがあります。
お風呂のイスもできるだけ床置きせず、浴槽のヘリに立てかけておくなど工夫しましょう。
浴室の床にそのまま置いていると、汚れがついて掃除がめんどくさくなるので、必要に応じて収納グッズも使って解消してみてください。
③掃除道具をすぐ使える所に置く
日常的に使用する洗剤や掃除道具を浴室内に置いておけば、「道具を出す手間もないし、掃除しよう」と、手軽にお風呂掃除ができるのでおすすめです。
家庭によっては掃除道具を、洗面所のような浴室の外に置いているケースもあります。
それ自体は悪くないのですが、掃除道具が浴室のなかにあるほうがすぐに使えるので、めんどくさいという気持ちも少なくなります。
お風呂掃除がめんどくさいと感じている方は、いっそのこと浴室のなかに掃除道具を置いてしまいましょう。
ただ1つ注意してほしいは、お風呂グッズの収納同様に床には置かずに吊るして置いておくことです。
お風呂掃除の道具も、床の上に置いているとヌメリがついてしまいます。
わざわざ置いたお掃除グッズのせいで浴室が汚れた、ということがないよう清潔に保管しましょう。
④お掃除グッズに頼る
頑固な汚れが多いお風呂掃除は、積極的にお掃除グッズを使いましょう。
ドラッグストアやホームセンターの掃除道具には、こすらずに洗える洗剤や、しつこい汚れを簡単に落とせるプロ直伝のアイテムなど、さまざまなものが販売されています。
特殊加工された素材で、洗剤を使わなくてもヌメりや汚れを絡めとるお風呂スポンジなら、水で濡らして浴槽をこするだけでOK。
便利なだけでなく、洗剤を買うコストも抑えられます。
便利になるだけでなく、「新しいものを試してみよう!」という好奇心が、楽しくお掃除するためのモチベーションにもつながります。
⑤換気を常に行う
お風呂が汚れやすい原因として、湿度や温度の関係でカビや汚れが発生しやすいということが挙げられます。
そこで、換気を常に行うことでカビや汚れが発生しにくく、キレイにお風呂を保てます。
小窓を少し開けたり、換気扇を回したりして、しっかり湿気を取り除きましょう。
換気扇は回しっぱなしでも月数十円~数百円程度しかかからないので、金銭面でもおすすめの対策です。
⑥掃除する箇所を絞る
お風呂掃除がめんどくさい理由には、浴槽・壁・床・蛇口など掃除する箇所が多いという点もあります。
そのため、すべて毎日行うのではなく、必ず毎日掃除する箇所を絞ると途端にお風呂掃除がラクになります。
そのなかでも、毎日使う浴槽や床などの箇所に絞るのがおすすめです。
そのほかの箇所はシャワーで簡単に流す程度で、数日に1回はしっかり洗う日を作りましょう。
代表的なお風呂の5つの汚れとその対策

続いては、お風呂のおもな汚れとその対策を紹介します。
下記の5つに気をつけていれば、清潔なお風呂を保てるので、ぜひ参考にしてみてください。
①皮脂などのタンパク質
お風呂では、皮脂や髪の毛などのタンパク質汚れがとても多く残っています。
しかも、落ちにくかったりカビの原因にもなったりする厄介者。
一方で、タンパク質汚れは酸性なので、
などアルカリ性の掃除アイテムを使用すると、簡単に汚れを落とせます。
たとえば、お風呂道具を残り湯に入れ、そのなかに重曹を投入してしばらくつけ置きにしておくことで、長らくこびりついたタンパク質汚れを除去してくれます。
重曹は安く手に入るので手軽に掃除でき、また漬けて置いていくだけなので、そこまでめんどくさくありません。
皮脂汚れの酸性に対して、正反対の性質を持つアルカリ性の掃除アイテムを使用すると汚れが緩むため落ちやすくなり、お掃除がラクになりますよ。
②水アカ
水道水のなかには、さまざまなミネラル分が含まれています。
そのミネラル分が水アカの原因となっているのです。
厄介で落ちにくい水アカですが、アルカリ性なので酸性の掃除アイテムを使用しましょう。
下記が酸性の掃除アイテムです。
たとえば、お酢と水を1:1にしてスプレーボトルに入れてお風呂に吹きかけ、スポンジでこするだけで簡単に水アカを落とせます。
お酢は多くの家庭で常備されているので、用意するのも手間ではありません。
ミネラル分からできている水アカ汚れはアルカリ性のため、正反対の性質を持つ酸性の掃除アイテムを使用すると汚れが中和され緩み、落ちやすくなります。
③石けんカス
石けんカスは水道水に含まれるミネラルが石けんや体の油脂に反応し、残ったものです。
石けんカスには、落ちにくいという性質があります。
そのような落ちにくい石鹸カスもアルカリ性です。
そのため、下記の酸性の掃除アイテムで落としましょう。
石けんカスもこれらのアイテムを水で薄めて吹きかけるのがおすすめです。
水アカの時と同じく、お酢と水を1:1にして入れたスプレーボトルでお風呂に吹きかけ、スポンジでこするだけで簡単に石けんカスを落とせます。
また石けんカスは、しっかりと泡立てると出にくいという特徴もあるので、お掃除だけでなくお風呂を使う際にボディソープなどはよく泡立てて使うのもポイントですよ。
④入浴剤
入浴剤は、含まれている着色料が原因で、浴槽に汚れがついてしまいます。
一般的な入浴剤に使われている成分は、炭酸水素ナトリウムや硫酸ナトリウムなどです。
これらは水に溶けることにより無色になりますが、着色料は水に溶けません。
この着色料が、目に見えない浴槽の細かな傷などに入り込むことで、浴槽に色が残ってしまいます。
入浴剤を使った日は、なるべく浴槽のこすり洗いをして、早めに汚れを落としましょう。
ながら掃除を駆使して、お風呂に入っている最中に掃除するのもおすすめです。
それでも取れない場合は「ゲキ落ちくん」などのメラミンスポンジを使用してみてください。
⑤カビ
お風呂の汚れといえば、とても厄介なのがカビです。
カビには赤や黒などいろいろな種類がありますが、どれも臭って落ちにくくなっています。
このようなカビのおすすめな掃除方法ですが、
- カビキラーを振りかける
- スポンジでこする
など、裏技はないので、めんどくさくても、地道に掃除するしかありません……。
なので、一気に掃除しようとするのではなく、気になったところから少しずつカビを落とす掃除をしていくのがおすすめですよ。
まとめ:めんどくさいお風呂掃除はコツを知ると解決できる♪

掃除の中でも、お風呂掃除はとてもめんどくさいもの。
ふだんからしっかり掃除できておらず、悩みを抱える主婦も多いでしょう。
だからといって「主婦に向いてないかも…」と落ち込む必要はありません。
普段の掃除やお風呂掃除をめんどくさいと感じてしまう原因を特定し、改善すればいいのです。
正しいお風呂掃除のお方法を学び、簡単にキレイにできるようにしましょう。
めんどくさい掃除をスムーズにこなせるようになれば、家族にイライラしたり自己嫌悪に陥ったりすることが減ります。
その結果、夫婦関係や子育てなどの家庭の悩みが解消され、ひいては主婦としての自信を取り戻すことでご自身のキャリアやプライベートまでよい影響があります。
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