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子どもの片づけ習慣化|ママもイライラしない整理方法やルール
子どもの片づけ習慣化|ママもイライラしない整理方法やルール

「片づけなさい」と何度声をかけてもなかなか片づけてくれない……

多くのママがそんな悩みを抱えています。しつこく言い続けたり怒ったりするのは本意ではないですよね。

今回は、「理想を言えば、子どもが自分から進んで片づけてほしい」と思っている方へ、子どもの気持ちを踏まえた上での子どもの片づけが習慣化する整理方法やルール をお伝えします。

  • 子どもが片づけずイライラ
  • 片づけ方の教え方が分からない
  • 片づけられない大人になりそう…

このようなお悩みは、片づけが習慣化することで解決が望めます

子どもの片づけを習慣化するためには、おもちゃや洋服を片づけやすく整理することと成長に合ったルールをつくることが大切です。

習慣化のために必要な整理方法と適切なルールを押さえれば、ママも子どもも笑顔で過ごせますよ。

子どもが片づけられない3つの理由

積み木で遊ぶ子ども

片づけを習慣化する方法について知る前に、「なぜ子どもは片づけられないのか」「なぜ自発的に片づけようとしないのか」について考えてみましょう。

子どもの気持ちを理解することで、子どもに欠点があるわけではないこと、そして親の対応が悪いわけでもないことに気付くはずですよ。

  • 遊びを中断したくない
  • 病気・心理的に片づけられない
  • 親も部屋を片づけていない

①遊びを中断したくない

小学生になりある程度計画できるようになる前の子どもにとっては、「今」がすべてです。

「まだ遊んでいたい」という気持ちがある限り、ママに「片づけようね」と言われても従えない子が多いでしょう。

特に小さいうちは、以下のような事情を理解できません。

  • ご飯のときは遊ぶ時間は終わり
  • 部屋をキレイにする必要がある
  • 用事のあとにまた遊べる

中には、ママの「片づけようね」という声すらも耳に届かないほど遊びに夢中になる子どももいるでしょう。

計画的に過ごしたい大人とはまったく別の感情があることを覚えておいてくださいね。

②病気・心理的に片づけられない

ADHD(注意欠如・多動性障害)や発達障がいの子どもの場合、片づけが苦手なことが多いです。

遊んでよいスペースを決めて散らからないようにする・大きな箱を用意してそこに入れるだけでOKとするなどの工夫は必要です。

習慣化することで自ら片づけるようになることも望めます。

また、反抗期などで親が「片づけなさい」と言えば言うほど片づけなくなる子どもも一定数います。

その場合も、片づけの習慣を身につけることで改善が期待できるでしょう。

③親も部屋を片づけていない

ママもパパも部屋を片づけない家庭、あるいは常に両親のどちらかがもう一方に「また散らかしてる!」「いい加減片づけて!」と言っている家庭では、子どもも片づけられなくなります。

子どもは親をよく見ているため、「ママ(パパ)も片づけないのだからやらなくてもいいんだ」と思ってしまうからです。

子どもは親の鏡といいますよね。

思い当たる節がないかどうか、家の状態やこれまでの言動を振り返ってみてはいかがでしょうか。

片づけたくない子どもの気持ち

子どものおもちゃ

子どもがなかなか片づけないとき、ついママが手を出してしまっていませんか?

何度言っても片づけないからと親が手を出してしまうと「そのうちママが片づけてくれる」「自分はやらなくてもいい」と学んでしまいます

それではいつまで経っても片づけの習慣が身につかず、大人になってから困る可能性も。

大切なのは、子どものうちに親と一緒に片づける環境を作ることです。

弊社「株式会社Homeport」では、お片づけ習慣化コンサルタントである代表の西﨑が “3000件にも及ぶ片づけ相談の経験” と “心理学” をもとに作り上げたオリジナルメソッド「家庭力アッププロジェクト®︎」を開催しております。

掃除やお片づけを習慣化できるプロジェクトで、「ママだけが頑張らないお片づけ」をテーマに45日間で自分や家族の “ごきげんな暮らし” を作っていくための「秘伝の5ステップ」を学ぶことができます。

こちらは、ある受講生のお部屋の変わり様です。変化が一目瞭然ですよね。

このようなお片づけ習慣を身につけた卒業生は累計1,200名を超えます。

  • 「まずは自分が片づけを習慣化して子どもに伝えたい」
  • 「自分が片づけられるようになるとともに子どもへの声かけも学びたい」
  • 「家族で協力し合ってキレイな家で暮らしたい」

そのような方は、まずは「家庭力アッププロジェクト®︎」の説明会を兼ねた【お片づけの習慣化テクニックを学べるオンラインセミナー】に参加してみてください。

子どもには何歳から片づけを教えたらいい?

おもちゃを片づける男の子

保育園や幼稚園で自分の身支度をするようになるのは、3歳頃からです。

個人差はありますが、その頃には少しずつ片づけの意味や必要性を理解し、もともとあった場所・正しい収納場所へおもちゃをしまえるようになるでしょう。

小さい子どもに片づけを理解させるのは難しいですが、1歳頃から声をかけながら一緒に片づけることで「片づけの概念」が身につくといわれています。

3~4歳から教え始めるよりも、小さな頃から「この箱にないないしようね」「これはゴミだからゴミ箱にポイしよう」と声をかけ続けましょう。

その延長でおもちゃの分類や時間を決めた片づけにチャレンジしてもらうとよいですね。

参考:お片づけは何歳から?片づけられない原因と対処法を元保育士ママが教えます

片づけられる子どもになる3つのメリット

子ども部屋

子どもに片づけの習慣を身につけてほしいとは思っていても「子どものうちから片づけさせる必要があるの?」と疑問を抱く人もいるかもしれません。

実は、片づけられるようになることには、部屋がキレイになること以外にもメリットがあります

主な3つのメリットをご紹介しますので、お子さんにも伝えてみてくださいね。

  • 物事の優先順位がつけられる
  • 頭が整理される
  • 片づけられる=成績が上がる?

①物事の優先順位をつけられるようになる

物を片づけるということは、以下のように頭を使うことでもあります。

  • 必要なものと不要なものを区別
  • よく遊ぶものかどうかで分類
  • おもちゃに適した収納を利用

片づけを通して区別や分類を学び、自然と何を優先すべきかを考えられる子どもに育つはずです。

②頭が整理される

机周りが整理されていると頭も整理しやすいといわれています。

頭の中は、机周りや部屋の整頓具合に影響を受けるからです。

机周りが散らかっていると、集中力や生産力が低下するという研究結果があります。

オーストラリアにあるボンド大学の助教授が2019年に発表したもので、デスクが散らかっているときは頭の中も同じ状態にあるというのです。

参考:リビー・サンダー助教授(ボンド大学)による研究”The Case for Finally Cleaning Your Desk”(英語)

机はもちろん、勉強部屋が整理整頓されていれば気が散ることなく勉強や仕事ができます。目の前の学ぶべきこと・やるべきことに集中しやすい環境だからです。

③片づけられる=成績が上がる?

部屋が片づいていると成績がアップするという話は、よく聞きますよね。

上述の「家庭力アッププロジェクト®︎」を経験した家庭の中にも、実際に子どもの成績が上がった例があります。

子ども本人が成績アップを望んでいる場合は、片づけを習慣化することを提案してみてはいかがでしょうか?

子どもに片づけを習慣づける6つのコツ

整頓されたおもちゃ

子どもに片づけを習慣づけるためには、いくつかの工夫が必要です。

子どもは片づけの意味や必要性を理解していない可能性もあります。

ただ「片づけようね」と声をかけられるだけでは身につかないため、ママも一緒に習慣化に向けて行動しましょう

ここでは6つのコツを紹介します。

  • 親が子どもと一緒に片づける
  • 子どもなりの片づけ方を見守る
  • 収納を工夫する
  • 競争などゲーム感覚で片づける
  • 片づけのタイミングを決めておく
  • キレイな状態を子どもに見せる

①親が子どもと一緒に片づける

子どもは親の行動をよく見ているとはいえ、教えてもらわなければ片づけ方がわかりません。

「見えないところに移動すること」と誤認している可能性もあります。

習慣化への第一歩は、親が「もうすぐごはんだからおもちゃを片づけようね」「ぬいぐるみをおうちに帰してあげようね」などと声をかけながら一緒に片づけることです。

小さいうちはきちんとできなくてもOKです。

一緒におもちゃを持って箱に入れる、あるいは親がお手本を見せてあげることで少しずつ覚えてもらいましょう。

一緒に片づけながら、整理整頓されている状態が自然だと思ってもらうことも大切です。

散らかった状態が「いつもの部屋」と認識されないようキレイにしておきましょう。

②子どもなりの片づけ方を見守る

1~2歳でも、親のマネをして片づけようとすることがあります。

収納場所を間違えたり箱からおもちゃがあふれたりしても、親が口や手を出すのはNGです。

静かに見守り、本人なりのお片づけができたらたくさん褒めてあげてください

子どもは「一人でできた」「ママみたいに片づけられた」と達成感が得られ、自己肯定感がアップします。

③収納を工夫する

大人目線で使いやすい収納は、実は子どもには合っていないことがあります。

おもちゃや絵本、文房具など子どもがメインで使うものは、子どもの目線に合わせた収納に変えましょう。

おすすめの収納方法は、以下の通りです。

  • 遊ぶ場所の近くに収納棚
  • 引き出しにはラベリング
  • 一時的に入れられるボックス

リビングで遊ぶことが多いならリビングに、プレイスペースがあるならそのスペース内に収納を置くことで、片づけのハードルが下がります。

まだ文字が読めない子どもには、おもちゃの写真を撮って箱や引き出しに貼ってあげましょう。

それぞれのおもちゃの“おうち”が目で見てわかるので、片づけやすくなります。

あとでまた遊びたいときのために、一時的におもちゃを入れておける大きめのボックスを用意するのもおすすめです。

お片づけの意味を理解する第一歩になるでしょう。

④競争などゲーム感覚で片づける

まだ遊びをやめたくない子どもに片づけを促したい場合、あるいは子どもが片づけを面倒に感じている場合は、遊び心を取り入れると効果的です。

例えば、「ママはこの線よりこっち側を片づけるから、向こう側を片づけてね。どっちが早いか競争しよう」と声をかけてみてください。

片づけのスイッチがオンになる子が多いはずですよ。

ママの食器洗いや洗濯物をたたむ作業と競争するのも、家事がはかどりおすすめです。

⑤片づけのタイミングを決めておく

食事の前や寝る前、出掛ける前など、片づけのタイミングをあらかじめ決めておきましょう。

小さな頃から続けることで、「ごはんの時間=片づけるタイミング」と理解できるようになります。

最初は寝る前など1日1回でも十分です。

「遊ばない時間はおもちゃをおうちに帰してあげようね」と伝えることで、片づけの必要性がわかるようになるでしょう。

⑥キレイな状態を子どもに見せる

部屋を片づけたら、その状態を子どもによく見てもらうことも効果的です。

その際、「部屋がキレイだと気持ちがいいね」「おもちゃが家に帰れてよかったね」と声をかけてあげてくださいね。

子どもにとってお片づけは遊びの終わりを意味します。

嫌なもの、悲しいものにしないよう、片づけをするといいことがあると教えてあげましょう

子どもも片づけやすい3つの整理方法・ルール

片づいた子ども部屋

子どもの片づけを習慣化するためには、子ども目線での「片づけやすさ」が最優先です。

部屋をキレイに保つためには、親も子どもも片づけを習慣づけることが必須。

まずは子どもが片づけたくなる整理方法とルールを確認しましょう。

  • おもちゃの片づけルール
  • 絵本の片づけルール
  • 洋服の片づけルール

①おもちゃの片づけルール

おもちゃの収納には、子どもに「お片づけは面倒」と思わせない工夫が必要です。

そのためには、以下のようなルールを取り入れてみてください。

  • 使ったら箱に戻す
  • 成長に合わせてラベリング
  • 手間が増える収納は使わない

収納棚とおもちゃ箱に子どもの手が入るすきまがあれば、箱を引っ張り出さなくても片づけられます。

文字やイラスト、写真を使ってラベリングすると、おもちゃの居場所が一目でわかりますよね。

蓋を開ける、閉めるなどの手間を増やさないこともポイントです。

②絵本の片づけルール

絵本は棚にぎゅうぎゅう詰めになっていたり棚の中で倒れやすかったりすると、片づけのハードルは上がってしまいます。

以下のルールを守るだけでも、絵本の片づけはぐっと楽になりますよ。

  • 低いところに設置する
  • 本棚には余裕をつくる
  • 本が倒れづらい工夫をする

絵本が片づけやすければ、取り出しやすくもなります。

絵本を読む習慣も身につきそうですね。

③洋服の片づけルール

保育園や幼稚園で自分の身支度をするようになったら、あるいは自分で着る服を選ぶようになったらチャンスです。

洋服も自分で片づけてもらいましょう。

子どもが片づけやすくなる洋服収納のルールは、以下の通りです。

  • 子どもの目線までの高さ
  • 半袖・靴下などラベリング
  • 1つ増えたら1つ減らす

洋服をたたむのが苦手な子には、ハンガーラックを用意してあげるのもおすすめです。

子どもにやってはいけない片づけの声かけ

子どもを叱る母親

子どもに片づけを習慣づけてもらいたいなら、やってはいけない声かけがあります。

なかなか片づけないとイライラして怒りたくなる気持ちはよくわかりますが、ここでお伝えする3つの声かけは封印してくださいね。

  • 「片づけないなら捨てるよ!」
  • 「片づけたらおやつをあげるよ」
  • 「この片づけ方じゃダメ」

①「片づけないなら捨てるよ!」

ついやってしまいがちな声かけですが、残念ながら効果に期待できません

実際に捨てることがなければ「ママはこう言っていても捨てない」と学び、片づけなくなってしまいます。

逆に本当に捨ててしまうと、物を大事にしない子になる可能性があります。

どちらにしても逆効果なので、言わないようにしましょう。

②「片づけたらおやつをあげるよ」

ポジティブな気持ちで片づけてほしいからと、思わずやってしまいそうな声かけですよね。

しかし、片づけたらおやつが食べられる・片づけたら物を買ってもらえると学んでしまうと、ご褒美がなければ片づけられない子になってしまいます

片づけたら部屋を広く使える・キレイになると気分がよくなると伝え、ご褒美が目的にならないようにしてくださいね。

③「この片づけ方じゃダメ」

収納に理想やこだわりのあるママもいると思います。

ですが、「おもちゃがはみ出ている」「きちんと分類して」「おもちゃを重ねないで」とダメ出しをしてしまうと、子どもは片づけが苦痛になってしまいます。

子どもが小さいうちは、片づけのルールはざっくりでOK。ママもゆったりした気持ちで寄り添い、片づけを楽しい時間にしましょう。

子どもと一緒に片づけ方を身につけてイライラから卒業しよう

子どもに片づけの習慣が身につくと、ママが片づける手間が省けるだけでなく以下のようなメリットもあります。

  • 物をなくさなくなる
  • 来客時や外出前に慌てなくなる
  • 自分で考える力が身につく
  • 頭の中も整理される

また、ママも正しい片づけが習慣づくと、家族にイライラしたり自己嫌悪に陥ったりすることが減ります。

その結果、夫婦関係や子育てなどの家庭の悩みが解消され、ひいては主婦としての自信を取り戻すことでご自身のキャリアやプライベートまで良い影響があります。

子どもと一緒に片づけの習慣化を学びたい方は、「株式会社 Homeport 代表」兼「お片づけ習慣化コンサルタント」である西崎彩智が主催する「家庭力アッププロジェクト®︎」のセミナー&説明会にお越しください!

子どもへの声かけも学べますよ。

「家庭力アッププロジェクト®︎」では、西崎はじめスタッフや卒業生メンバーが受講生の方々を45日間かけてお片づけを習慣化していけるようサポートしていきます。

また、期ごとのグループ単位での募集となりますので沢山の主婦の仲間ができます。

ご自身はもちろん、仲間の部屋が片づいていく過程を共に支え合い、応援しながら片づけていくので片づけきった瞬間は、本当に感動溢れる時間となりますよ。

お部屋をスッキリさせたいという方は、まずはオンラインのセミナー&説明会に気軽にご参加ください!

お片づけ習慣化コンサルタント
株式会社Homeport 代表取締役
片づけ・自分の人生・夫婦間のコミュニケーションを軸にママたちが自分らしくご機嫌な毎日になる『家庭力アッププロジェクト®︎』を主宰。
またライフワークとして、子どもたちが片づけを通して”生きる力”を養える『親子deお片づけ』も主宰。