「産後も働きたい」「育休が終わったら、働きたい」そのように思っているママに必要なのは、保育園ですよね。
大事な子どもを長時間預ける保育園選びは重要です。
今回は保育園を選ぶ時にぜひ知っておいてほしい7つのポイントを紹介します。
「希望する保育園に入れる?」「無事に保育園決まったけど、仕事と両立できるか不安」そのようなママの不安解消法まであわせて紹介するので、保育園の選び方で悩んでいるママはぜひ読んでください。
この記事では「保育園の選び方のポイント」と「保育園入園前に準備しておく内容」がわかります!
目次
保育園の選び方で外せない7つのポイント
子どもにとってよい環境で、ママが安心して働くためには外せない7つのポイントがあります。
- 場所
- 保育時間
- 給食・補食
- 料金・費用
- 行事や役員会
- 保育園の方針や保育士さんの雰囲気
- 保育園の口コミや評判
①保育園の場所
保育園を選ぶとき、保育園の場所の確認は重要です。
毎日発生する送り迎えだからこそ、保育園までどのくらい時間がかかるか確認し、なるべく負担を減らしましょう。
たとえば、徒歩で移動可能なのか、自転車を使ったほうがよいかなど調べておくと、少しでも通勤の負担を減らせます。
車通勤なら、渋滞が発生するエリアなのか、保育園に駐車場はあるかなど調べましょう。
また、職場に遅刻しないようにするには、保育園の場所とのアクセス方法をしっかり確認しておく必要があります。
このように保育園の場所は、家からの近さだけでなく、いろいろなケースを想定して、総合的に適した場所を選ぶようにしてみてください。
②保育時間
保育園によって、預かり時間に違いがあります。
なるべく、希望する保育時間で預けられる保育園を選ぶようにしましょう。
確認しておきたいのは、以下の2点です。
- 預かり時間
- 休日の預かり保育
たとえば、保育園のパンフレットに「開園時間7:00~19:00」と記載があっても、保育園の開園時間内なら預けられるとは限りません。
一般的に、ママやパパの勤務時間が短いほうを基準に「勤務時間+通勤時間」で、その子の預かり時間が決められる場合もあるからです。
「いったん保育園に子どもを送迎して、家に戻って家事をしてから出勤しようと考えてたらダメだと言われた」というケースも考えられます。
預かり時間は直接確認してみてください。
休日は基本的に休みの保育園が多いですが、事前に申し込みをして別途料金を支払うと、休日や祝日も保育してもらえる園もあります。
祝日がお休みではない職場の方にとっては、別料金を支払ってもありがたい制度です。
希望する保育園に休日の預かり保育があるかどうかチェックしてみましょう。
③給食や補食の内容
給食や補食の内容はチェックしておきたいポイントです。
子どもにとって、保育園で過ごす時間は長いので、給食が楽しみになると保育園も楽しくなりますね。
給食や補食について確認しておきたいのは、以下の4つです。
- 毎月の給食お便りがあるか
- 当日の給食内容の表示
- 調理室があるか
- 補食も充実しているか
毎月の給食お便りがあるか、当日の給食内容を保育園の入り口に表示させているかなどで、食育に力を入れていそうな保育園なのかある程度確認できるでしょう。
食育に力を入れている保育園であれば、子どもの好き嫌い克服のきっかけになります。
働いていて遅い時間まで預けていると、お昼の給食から時間が空いて、子どももお腹が空きます。
迎えに行って、お腹が空いていると、夕食の準備が待ったなしになってしまい、ママも余裕がなくなってしまうのです。
そのため、補食が充実した内容かどうかも給食お便りなどで確認しましょう。
アレルギー対応をしてくれる保育園かどうかも確認しておきたいところです。
月齢が低い子どもを保育園に預ける場合は、預け始めの時点でアレルギーが発覚していなくても、あとからアレルギーがわかる可能性もあります。
調理室がある保育園であれば、個別のアレルギー対応が可能な場合があります。
子どもにアレルギーがある、またはのちほど発覚した場合に備え、最初からアレルギー対応してくれる保育園を選んでおくのがおすすめです。
お弁当の頻度が多いかどうかも、親の負担に関係してくるので、チェックしておきましょう。
④保育料やその他費用
保育料やその他費用など、料金面は必ずチェックしておきたいポイントです。
わざわざ働いても保育料が高すぎて、ママが働いて稼いだ分がなくなってしまっては意味がないですよね。
認可保育園の場合、保育料は収入から計算され、保育園独自の料金体系ではないケースがほとんどです(ただし、3歳児クラス以上は保育料無料)。
一方、認可外保育園の保育料や、給食費、保育園で必要な道具などは保育園独自の料金体制となっているところが多いので、料金がどのくらいかかるか確認しましょう。
指定の体操服や帽子などがある場合は、入園時に購入する必要があるので、入園費用として想定しておいてください。
保育園にかかる費用は必ず事前にチェックしておきましょうね。
⑤行事や役員会
運動会やお遊戯会などの行事が、平日・休日のいつに開催されるのかチェックしておきましょう。
行事は、保育園によって平日開催か土曜日や日曜日開催などさまざまです。
平日開催が多い保育園だと、平日に会社を休んで参加しなければいけないので、パパとママそろって参加するのも難しくなるかもしれません。
平日休みが多い職場だと、平日開催が参加しやすい場合もあるでしょう。
ママやパパの勤務体系と照らし合わせて、スケジュールにあった保育園を選んでください。
また、保育園に入園すると、保護者会や役員会などにも参加する必要が出てきます。
こちらも、保育園によって、平日昼間開催や平日夜開催など保育園によって違いがあります。
参加しやすい保育園を選ぶポイントにしましょう。
⑥保育園の方針や保育士さんの雰囲気
子どもが保育園で過ごす時間は長いので、保育園の方針は必ずチェックしましょう。
具体的には、両親の教育方針にマッチした保育園が理想です。
下記は保育園の方針の具体例です。
- 子どもが中心、主体
- 個性や成長を大切にする
- 楽しく過ごせるように
そのほかに、「布おむつを推奨する保育園」や、「月1回はお弁当」など保育園の方針に従って独自のルールを決めている保育園もあります。
布おむつやお弁当は、親の負担に関わってくる内容なので、方針をチェックして許容できる範囲かどうか検討しましょう。
また、保育園の見学に行って、保育士さんの雰囲気も確認してみてください。
初めての子育ての場合、悩み事も多くなるので気軽に相談できる保育園だと安心できます。
⑦保育園の口コミや評判
保育園の口コミや評判を確認してみましょう。
利用者の実際の声が聞けるのは貴重です。
たとえば、Googleマップで施設を検索すると、保育園の口コミを確認できます。
口コミが見つからない場合には、直接、情報収集しましょう。
子育て支援センターや子ども広場など、未就園児が集まる場所で、ほかのママに保育園の評判を聞いてみるのも参考になります。
兄弟がいて、対象の保育園に通っているママも見つかるかもしれません。
保育園って希望通り入園できるの?
保育園の選び方のポイントを紹介しましたが、保育園って本当に入園できるのか?
疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
実際は、希望通り保育園に入園できる方ばかりではないのが現状です。
保育園入園の希望者全員が入れる余裕のない地域もあります。
多くの自治体では「より保育園に入る必要性が高い家庭」から優先的に入園させる仕組みになっているからです。
保育園に子どもを入れるための活動を最近では「保活」と呼んでいますが、保活をしても必ずしも入園先が決まるわけではありません。
入園の申し込み時期や、いつから預けるかなどしっかり考えて保活を進めていく必要があります。
子どもの月齢によって保活スケジュールを組み立てる
保育園に入園するためには、まず保活と呼ばれる活動をスタートしなければいけません。
まずは、4月入園をめざすのか、途中からの入園をめざすのかを決めましょう。
たとえば、育休が1年間で子どもが1歳の誕生日から職場復帰する場合は、子どもの生まれた月によって4月入園か途中入園にするか決めるとよいでしょう。
4月~9月生まれ(前半)
途中入園よりも4月入園が入りやすいので、子どもが4月~9月頃までの誕生日であれば、前倒しで4月入園も検討しましょう。
4月入園でなくても、年度の始めに近い月はまだ定員が埋まってなくて、比較的入園しやすい時期です。
しっかり保育園の情報収集をして決めましょう。
10月~3月生まれ(後半)
子どもが10月~3月が誕生日の場合は、途中からの入園は難しくなってきます。
4月から徐々に定員が埋まっていくので、後半になるほど途中入園は困難になります。
入園が難しい場合は、半年間~1年間の育休延長を視野に2歳児の4月入園をめざすなど、状況によって入園の目標時期を決めましょう。
希望する保育園に希望する時期に入れるとは限りません。
「育休延長がいつまで可能なのか」を、勤務している会社にしっかり確認して入園時期を決めるようにしてみてださい。
また育休中を例にしましたが、休職中の場合も希望する時期に入れないケースを想定して入園時期を検討するのが大切です。
0~2歳児なら小規模保育所という選択肢もある
小規模保育所は2015年に認められた認可保育所の一つです。
6~19人という少人数の0~2歳児を預かる保育所ですが、認可保育園に併設されているケースもあります。
その場合、認可保育園とほぼ変わらない保育を受けられます。
一方で、3歳児クラス以降の入園は確約されていません。
小規模保育所の場合は3歳児クラスからの保育がないので、3歳児クラスに上がるときにもう一度保活をしなければいけないのは大きなデメリットです。
保育園デビュー前に準備しておきたい3つの対策
保育園の選び方を参考に希望の保育園を決定し、保活を経て無事に保育園デビューを果たした!
しかし、それで終わりではありません。
保育園デビューは子どもにとっても、同じ年齢の子どもと過ごすのも社会性を育む大切な機会となります。
不安はありますが、ママにも子どもにもよい影響があるので、不安要素をなるべく解消して入園に備えましょう。
- 育児・家事と仕事の両立
- 旦那さんの協力
この辺りは誰もが悩むところではないでしょうか。
入園前に少しでも、不安要素を解消できるように対策しましょう。
それぞれ詳しく解説します。
①時短勤務を利用する
時短勤務が可能なら、職場に相談してなるべく利用するのがおすすめです。
仕事と育児の両立に慣れてきて、勤務時間を増やすのは簡単にできます。
なのでまずは、なるべく短時間で様子を見ながら過ごすのがおすすめです。
特に時短勤務だと、終業後に子どもを病院に連れて行くなどフルタイムより時間の融通が利くのがメリットです。
保育園に預けたばかりの子どもは、初めての集団生活で感染症にかかりやすく体調不良になりやすいので、就業時間が早いのは助かります。
②旦那さんと家事・育児の役割を決める
育休中のように、ママがお家にいる間はほとんどの家事・育児をママが負担している家庭も多いのではないでしょうか。
ママが職場復帰したら、すべて1人でこなすのは無理だと思ってください。
保育園の送りはパパが担当、迎えはママなどできる範囲で担当を決めておくと、職場に復帰してからもスムーズです。
③パパや子どもにも協力してもらう
ママだけが頑張っても、子育てと仕事の両立は難しいものです。
パパや子どもの協力が不可欠になります。
保育園に入園したばかりは、子どもだけでなくママも慣れない生活に忙しくなります。
忙しい毎日を送っていると、最低限の家事をするので精一杯になり、お片づけは後回しになりがちです。
お片づけが後回しになってしまうと、探し物が増えたり、イライラが増えたりと悪循環におちいってしまいます。
そのような状況にならないように、対策しましょう。
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まとめ:保育園はしっかりポイントをおさえて選ぼう
保育園の選び方は、この記事で紹介した7つのポイントをおさえておくのが重要です。
希望する保育園が決まったら、保活スケジュールを立てて活動しましょう。
保活と同時に、入園後の生活を想定して不安要素を少しでも解消すると、職場復帰したあともスムーズです。
ママにとって、働くのは生活だけでなく「自己実現」のための大切な時間です。この大切な時間をしっかり確保できるように、保育園選びや事前準備をしっかりやっておきましょう。
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