仕事と家事、どちらもしっかりこなしたいのにうまくいかない。
部屋を片づけられないまま一日を終える日々にうんざりする。
そのように家事と仕事の両立に精神的な負担を感じている人は少なくありません。
育児休暇を終えて復帰する際に「両立できるのかな」と不安を感じるママもいるでしょう。
今回は、仕事と家事の両立が難しいと感じている方へ“ストレスを溜めずに両立するコツや負担を減らす方法” をお伝えします。
このようなお悩みも、 上手に両立できる方法を知ることで精神的・時間的なゆとりを持てるようになります。
上手な時短方法や効率のよい家事のやり方を学び、負担を減らしましょう。
目次
仕事と家事の両立が難しいと感じる3つの理由
仕事をフルタイムで頑張っていて家事の大部分を担っている人であれば、生活に疲れてしまうのも無理はありません。
仕事と家事のどちらも完璧にこなすことが難しいと感じる3つの理由をお伝えします。
- 時間が足りない
- 忙しくて自分の時間がない
- やるべきことが多すぎる
①時間が足りない
フルタイムの人が家事を担うには、圧倒的に時間が足りないといわれています。
特に残業が多い、あるいは通勤時間が長い場合は、帰宅が遅くなり家事の時間が少なくなるのは当然ですよね。
限られた時間で掃除や洗濯、夕食作りなどすべての家事を完璧にこなすのは難しいものです。
できたとしても、睡眠時間を削ってしまうと体調を崩す原因になります。
出張や通院、友人との食事など急な用事で家事ができない日があれば、やるべきことが積もり積もって対応しきれなくなるでしょう。
仕事と家事に加えて育児もある人の場合、さらに時間が足りなくなるのは明らかです。
②忙しくて自分の時間がない
仕事が終わって家に帰れば家事が待っている……
そのような日々では、自分のために時間を使いたくても難しいですよね。
特に仕事が忙しい人の場合、リフレッシュできずにストレスを溜めたり体を休められず慢性的な疲労に悩まされたりするはずです。
自分が好きなことをする時間を作ろうと思うと、今度は家事がおろそかになってしまいます。
部屋が散らかったり洗濯物が溜まったりして、居心地のよい空間から遠ざかってしまうでしょう。
③やるべきことが多すぎる
家事は、日々の洗濯や掃除、調理以外にもやるべきことがたくさんあります。
名前のついていない家事、いわゆる「名もなき家事」もすべて一人でこなそうと思うと、相当な時間と労力が必要です。
名もなき家事には、以下のようなものがあります。
生活するために必要な名もなき家事は他にもあります。
フルタイムで働いている人が帰宅後に行うには、負担が大きいですよね。
子育て世帯で仕事と家事を両立するための3つのコツ
仕事と家事の両立にもっとも悩んでいるのは、子育て世帯ではないでしょうか。
仕事を終えたら家事と育児の両方を効率よくこなさなければならず、毎日疲れ切ってしまうのも無理はありません。
子育て世帯が仕事と家事を両立するための3つのコツをお伝えします。
- 時短レシピを活用する
- 便利家電やミールキットの導入
- 家族全員で掃除・片づけする
①時短レシピを活用する
手をかけた料理は確かにおいしいですが、時短レシピでも十分に栄養が摂れ食事を楽しめます。
時間がない日や疲れている日のために、時短レシピが探せる料理本やアプリを用意しておきましょう。
週末など時間のあるときにまとめて作って冷凍保存したり、よく使う食材をすぐに使える状態で冷凍保存したりするのもおすすめです。
買い物に行けない日も慌てずに済みますよ。
②便利家電やミールキットの導入
とにかく時間が足りない子育て世帯は、家事の負担がぐっと減る便利家電やミールキットの導入を検討してみてください。
ロボット掃除機があれば仕事をしている間に掃除をしてくれますし、乾燥まで自動で行ってくれるドラム式洗濯機があれば夜にセットするだけでOKです。
食事はお惣菜やデリバリーでもOKですが、食材の産地や子どもの栄養が気になるならミールキットがおすすめ。
できたてを食べさせてあげられるため、罪悪感を抱くこともないでしょう。
③家族全員で掃除・片づけする
家事をママだけの仕事にせず、パパはもちろん、ある程度大きくなったら子どもにも担当してもらいましょう。
「ママの手伝い」ではなく「自分のことは自分でやる意識」を持ってもらうのです。
ご家庭で以下のようなルールを用意してみてはいかがでしょうか?
家事の負担を減らそうと思ったら、旦那さんや家族の協力が欠かせません。
とはいえ、どう伝えたら家族が家事に協力的になってくれるのかわからない人もいるのではないでしょうか?
家族にも家事に協力してほしい人は、ぜひ弊社「株式会社Homeport」の「家庭力アッププロジェクト®︎」をチェックしてみてください。
お片づけ習慣化コンサルタントである代表の西﨑が “3000件にも及ぶ片づけ相談の経験” と “心理学” をもとに作り上げたオリジナルメソッドで、掃除やお片づけを習慣化できるプロジェクトです。
「ママだけが頑張らないお片づけ」をテーマに45日間で自分や家族の “ごきげんな暮らし” を作っていくための「秘伝の5ステップ」を学ぶことができます。
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仕事と家事を両立するママの理想のスケジュール
仕事と家事を上手に両立させるためには、理想のスケジュールを組むことから始めましょう。
以下のスケジュールは、上述したコツを使って家事を時短できた場合の例です。
ご自身の一日の流れと比べ、体を休める時間やフリータイムを増やせるかどうかチェックしてみましょう。
こちらのスケジュールはあくまでも一例です。人によって残業の有無や必要な睡眠時間、必要なフリータイムの長さは違います。
自分なりの理想のスケジュールを立ててみてくださいね。
夫婦二人暮らしで仕事と家事を両立するための3つのコツ
夫婦二人暮らしでも、残業が多かったり家事の負担に差があったりすると疲れてしまいますよね。
平日は帰宅後に家事をする気力がなく、週末にまとめて行っている家庭も多いのではないでしょうか。
ここでは、仕事と家事の両立が難しいと感じている二人暮らしのご夫婦にぜひ試してみてほしい3つのコツをご紹介します。
- 旦那さんは得意な家事を担当
- 掃除や大物の洗濯は週末に
- 外部サービスに頼る
①旦那さんは得意な家事を担当
仕事と家事を両立するためには、夫婦間での家事の分担が不可欠です。
旦那さんの方が帰宅が遅い場合や出張が多い場合、どうしても奥さん側の負担が重くなりがちです。
疲れて帰宅した旦那さんに家事をお願いするのは気が引けますよね。
ですが、一人で掃除や洗濯、調理を完璧にこなすのは大変です。
今はよくても、次第に「自分も疲れているのに」と不満が出てくることも考えられます。
旦那さんの得意なものだけでもよいので、いくつか担当してもらいましょう。
②掃除や大物の洗濯は週末に
時間のかかる場所の掃除や大物の洗濯は、週末に一緒にやる、あるいは分担して行いましょう。
そのためには、休日も早起きするのがベスト。
たっぷり寝たい気持ちもわかりますが、平日と同じ時間に起床する方が時間を効率的に使えます。
毎日の掃除は、フローリングワイパーでの床掃除、お風呂・トイレの簡易掃除など、最低限のものだけにすると継続しやすいですよ。
③外部サービスに頼る
夫婦ともに仕事が忙しいようであれば、無理に家事をせずデリバリーや家事代行サービスなどに頼るのも一つの方法です。
睡眠時間や趣味の時間を減らさずに済むため、ストレスが溜まりにくいでしょう。
ただし頻繁に依頼すると費用がかさむため、あらかじめ1ヶ月の予算を決めておくことをおすすめします。
夫婦で相談して、自分たちで担当する家事と外部サービスに依頼する家事を決めることが大切です。
担当する家事は、できるだけこまめに行えるとよいですね。
興味のある方は、家事代行サービスの内容の記事も参考にしてみてくださいね。
一人暮らしで仕事と家事を両立するための3つのコツ
一人暮らしの場合、名もなき家事を含めすべてを一人でこなさなければならず負担が大きいですよね。
帰宅時間が遅かったり仕事がハードだったりすると、毎日家事ができない人も多いと思います。
家賃も一人で担っているため、家事代行サービスを利用する金銭的な余裕がないケースもあるでしょう。
ここでは、一人暮らしで仕事と家事を両立させる3つのコツをご紹介します。
- 掃除場所や頻度を分ける
- 家事の優先順位を決める
- 「ついで家事」を心がける
①掃除場所や頻度で分けて予定を組む
一人暮らしで仕事が忙しい場合は「月曜日はリビング、火曜日は寝室、水曜日は玄関……」と毎日場所を変えて少しずつ掃除するのもよいでしょう。
あるいは、掃除内容を頻度で分けて予定を組んでしまう方法もあります。
「毎日やるもの・週1回やるもの・月1回やるもの」と頻度別に分け、カレンダーに記入しておきましょう。
頻度の目安は、以下の通りです。
頻度 | 内容 |
---|---|
毎日 | ・水回りの簡易掃除 ・キッチンのシンクやコンロ周辺の掃除 ・フローリングワイパーで床掃除 |
週1回 | ・掃除機での床掃除 ・排水口の掃除 ・水回りの全体的な掃除 ・玄関・ベランダ掃除 |
月1回 | ・洗濯槽の掃除 ・冷蔵庫の掃除 ・電子レンジの掃除 |
その他、エアコンを毎日使っている場合は2週間に1度はフィルターの掃除をすることが望ましいでしょう。
簡易掃除は、お掃除シートを使ってさっと拭くだけ、お風呂は入浴後に冷水シャワーを壁にかけるだけでもOKです。
無理のない程度で掃除を継続し、清潔な状態をキープしてくださいね。
②家事の優先順位を決める
時間がない日や疲れて帰宅した日に備え、家事に優先順位をつけておくのも一つのコツです。
「疲れていてもこれだけはやる最低限の家事」を決めておくと、無理なく続けられます。
たとえば疲れた日はお風呂の簡易掃除だけにすると決めておくと、洗濯は翌日に回し、食事はデリバリーやテイクアウトに頼れます。
優先したい家事は人それぞれなので、自分なりの順位をつけ、毎日できるところまででOKとしましょう。
洗濯物など溜まってしまうと困る家事もあるので、余裕のある日は積極的に対応することが大切です。
③「ついで家事」を心がける
家事を溜め込まないようにするには、何かのついでに行うようにするとキレイをキープでき、精神的にも楽になります。
たとえば、食器洗いのついでにキッチンやシンクを拭く、トイレや洗面台は使う度にお掃除シートやペーパータオルで一拭きするなどが効果的です。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、習慣づくと体が自然に動くようになりますよ。
仕事と家事の両立で大切なのは習慣化!家事がしやすい環境をキープ
仕事と家事を両立するには、家事の負担を少しでも減らすことが必須。
家事代行サービスに依頼するのもよいですが、キレイになってもそれは一時的なものです。
その状態をキープするには、こまめな掃除や片づけが必要になります。
それが難しいと感じる方は、片づけや掃除が「習慣化」されていない可能性が高いです。
「家庭力アッププロジェクト®︎」では、プロジェクトを通して習慣化できるメソッドを学ぶことができます。
片づけに苦手意識がある方やこまめな掃除の習慣が身についていない方が、これまでにたくさん受講されています。
こちらは、ある受講生のお部屋の変わり様です。変化が一目瞭然ですよね。
このようなお片づけ習慣を身につけた卒業生は累計1,200名を超えます。
キレイな状態をキープして家事の負担を減らしたい方は、まずは「家庭力アッププロジェクト®︎」の説明会を兼ねた【お片づけの習慣化テクニックを学べるオンラインセミナー】に参加してみてください。
仕事と家事の両立に疲れたときの3つのリフレッシュ方法
家事の負担を減らしても、疲れることはあります。
そんなときは自分で自分を褒めてあげた上で、自分に合った方法でリフレッシュしましょう。
ここでは、忙しい人でもすぐにできるリフレッシュ方法をご紹介します。
- 自分へのご褒美を用意する
- カフェでゆっくりする
- ヨガやストレッチで体を整える
①自分へのご褒美を用意する
自分が喜ぶものは、自分が一番よく知っていますよね。
疲れた日は帰りにちょっとした「ご褒美」を購入し、自分を労わってあげましょう。
欲しかったものを買うのもよいですが、以下のようなご褒美もおすすめです。
平日のランチをいつもより豪華にしたり家族や友達とビュッフェに行ったりすると、贅沢な気分が味わえてリフレッシュできますよ。
その日だけは、節約意識も忘れましょう。
②カフェでゆっくり過ごす時間をつくる
時間を気にせずに、カフェでのんびり過ごす日をつくりましょう。
仕事や家事を忘れられ、心も体も休まるのではないでしょうか。
つい仕事のことを考えてしまいがちな人は、没頭できる本や雑誌を忘れずに。
平日のランチでは時間に制限がありゆっくりできないため、週末にリフレッシュのためだけの時間をつくるのがおすすめです。
のんびり過ごすカフェ時間は、子どもが小さくてなかなか一人になれないママにとっては貴重ですよね。
子どもを祖父母やベビーシッターに預け、パパとの久しぶりのデートを楽しむのもよいですよ。
③ヨガやストレッチで体を整える
疲れたなと感じたら、朝やすきま時間にヨガやストレッチをして心と体を整えてあげましょう。
凝り固まった体がほぐれるだけでなく、血行がよくなる・睡眠の質がよくなる・疲れにくくなるなどたくさんのメリットがあります。
一日のスケジュールに加え、習慣化できるとよいですね。
仕事と家事を上手に両立してストレスとサヨナラしよう
仕事と家事を上手に両立するためには、家族と分担したり便利家電を導入したりして負担を減らしながらも「家事を習慣化」することが不可欠です。
特に掃除や片づけは毎日こまめに行う方がキレイをキープしやすくなります。
正しい片づけや掃除が習慣づくと自己嫌悪に陥ることが減り、自信を取り戻すこともできます。
つまり、ご自身のキャリアやプライベートまで良い影響が期待できるのです。
片づけや掃除の習慣化して理想の自分に近づきたい方は、「株式会社 Homeport 代表」兼「お片づけ習慣化コンサルタント」である西崎彩智が主催する「家庭力アッププロジェクト®︎」のセミナー&説明会にお越しください!
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ご自身はもちろん、仲間の部屋が片づいていく過程を共に支え合い、応援しながら片づけていくので片づけきった瞬間は、本当に感動溢れる時間となりますよ。
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